誰もいない館の中を、たった一人で歩き回る。ホラーの原点のようなこういった内容のゲームは、プレイステーションやプレイステーション2のような3D表示に強いゲーム機で多く見られるようになってきました。 今年の夏も『サイレントヒル3』、秋には『零~紅い蝶~』が発売されます。 が、現在ほど3D表示に強くないゲーム機でも同様のゲームは発売され、カルト的な人気を獲得していました。 例えば3DOで発売された『Dの食卓』やメガCD(メガドライブ用のCD-ROM)の『夢見館の物語』がそうです。 特に『夢見館の物語』は「主人公の視点で進む3Dアドベンチャーゲーム」の祖とも呼べる作品で、「迷子になった妹を探して不思議な館に入り込んでしまった少年の物語」と言ったストーリー。凄惨なシーンのあるホラーゲームというわけではありませんが、全編に漂う不思議な雰囲気、少年の視点から見た館の威圧感などがよく表現された名作でした。 主人公の視点から見たゲームは、その世界に入り込んでしまったような錯覚を得ることができます。今回紹介する『ハングリーゴースト』はなんと、「死後の世界」に案内してくれるアドベンチャーゲームです。 なお、特集第一弾の『『恐怖新聞(平成版)怪奇!心霊ファイル』』紹介記事はこちら! |
■死後の世界を疑似体験!! |