散歩/和む散歩ルート

ソメイヨシノ発祥の巣鴨、駒込界隈を歩く(3ページ目)

桜の品種としてよく聞くのがソメイヨシノ。江戸時代に染井村(現在の豊島区駒込)で生まれたよ言われている。というわけで、桜の開花前、発祥地界隈を歩いてみた。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

旧白山通りを千石駅へ

本駒込駅の前に天栄寺というお寺がある。この前に「江戸時代三大青物市場遺跡」という碑が建っていた。隣にあった、説明書きによれば、このあたりは江戸時代、神田、千住と並び3大青果市場のひとつで、地元の人からは「駒込辻のやっちゃば」と親しまれたそうである。ちなみに「やっちゃば」というのは青果市場のことである。
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先に見えるのは本駒込2丁目の交差点、その先は千石駅

本郷通りから旧白山通りまで出る。それぞれ北に行けば、本郷通りは駒込駅へ、旧白山通りは、巣鴨駅へ至る。
我々は旧白山道りを歩いた。しばらく行くと白山通りと合流する。そのあたりが都営三田線の千石駅だ。しばらくすると太い道、先に巣鴨の商店街の入り口などが見えてくる。

巣鴨橋を渡る

江戸時代の古地図を見ると、JR巣鴨駅の西側に藤堂和泉守下屋敷の広い敷地がある。巣鴨橋を渡り、染井霊園をめざす。
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巣鴨橋。現在は下をJRの線路が走っている

JR巣鴨駅あたりには、大きな桜の樹があった。まだ開花はしていない。白山通りをしばらく歩くと、都営三田線の巣鴨駅がある。その先を左に曲がれば、染井霊園の入り口だ。

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