西麻布にある行列のできる定食屋まで歩く(3ページ目)

笄公園の木陰でひと休み

外苑西通り沿いのこんもりした森が笄公園

いやぁ、お腹いっぱいだぁ。なんだか久しぶりにああゆう定食を食べたなぁ。夏の昼。暑い日差しを避けて、笄（こうがい）公園へ向かった。このあたりは昔「麻布笄町（あざぶこうがいちょう）」と呼ばれていたそうだ。その名ごりがこの公園とその隣にある笄小学校に残っている。
木陰に入り、ペットボトルのお茶を飲んだ。いい風が吹いている。汗ばんだ体に心地よい。

六本木西公園まで歩いた

六本木通りから一本入ったところにある公園の入り口はお屋敷のようだ。

麻布にはなくなった町名がたくさんある。先ほどの麻布笄町もそうだが、桜田神社のある麻布桜田町というのも今はもうない。六本木通りを越え、一本道を入ると六本木西公園があった。ここはビルなどの関係だろうか、風が熱風のように通り抜けていく。
ただこの公園は奥行きがけっこうあって、広い。どんどん中へ進み、涼しい場所を探す。

再びしばしの休憩

ベンチの下にいた猫

それにしても暑い。少し歩いただけでも汗だくになる。とにかく六本木西公園の中を移動しながら涼しい場所を探す。猫がいた。猫もこの暑さでへばっている。
それにしてもきょうのランチはおいしかったし、なんだか楽しかった。お店の人たちの応対だろうか。考えてみれば、そういった町の定食屋さんというのは本当に少なくなったなぁ。六本木ミッドタウンを見ながらしみじみそう思った。そういえば、ここ六本木にも昔は六本木食堂という定食屋があったのを思い出しながら、地下鉄の階段をおりた。

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