絵画館方向に歩いてみる
どことなく国会議事堂に似た絵画館 |
ジョギングをしている人もちらほらいる。
芝生のグラウンドの向こう側に見える絵画館を見て、
「ずっとここが国会議事堂かと思ってました」
とEくん。それは小学生のときのことでしょと聞き返す僕。
そうだという返事でなんだかホッとする。
大正15年に竣工されたこの建物は、たしかに国会議事堂に似ている。
というわけで、絵画館前でウォーキングについての解説をすることにした。
散歩とウォーキングの違い
ウォーキング |
ウォーキングはスポーツである。
ウォーキングというのは健康のためにやるものだと考えていい。
基本的は有酸素運動である。
一般的には1分間に110~120という脈拍数で運動を続けることで、
有酸素運動が可能になる。
ただ、これは個人差があるので、きちんとスポーツトレーナーやお医者さんに測定してもらうのがいいだろう。
僕はもう少し高くて135くらいが目安になる。
で、どういうペースで歩くのがいいかということだが、これもひとつの目安でしかないが、早歩きの状態である。
しかも、信号などで立ち止まらない方がいい。
このウォーキングはさまざまな病気に対して効果があるとされている。
肉体だけではなく、精神的な病にもウォーキングは効果があるとも言われている。
写真はウォーキングではなく、ただ普通に歩いているところ。
本当は腕を振って歩かなければ、なかなか脈拍が上がらない。
なんば歩きをやってみよう
これがなんば歩き |
昔の人は相当な距離を歩いたわけだが、ウォーキングとは対照的にまったくエネルギーを使わない歩き方をした。それが「なんば歩き」である。
紙相撲というのをご存知だろうか。紙で作った相撲取りを紙でできた土俵に置いて戦わせる遊びだ。あの紙相撲はエネルギーがなくてもお相撲さんが動く。なんば歩きはその原理である。少し前に倒れるようにしてトコトコ歩くのである。
わかりやすい例で言えば、右足と右手、左足と左手が同時に前に出る。
慣れてくると腕はほとんど振らなくてよくなるのだが、こういう歩き方だとどれだけ歩いても疲れないのだ。