散歩/和む散歩ルート

男がひとりでイルミネーションの散歩(2ページ目)

東京の街は夜でも明るい。しかし、クリスマスシーズンともなればその明るさはさらに増してくる。そんな明るいイルミネーションを求め、夜の丸の内、有楽町、銀座、汐留、新橋を散歩してみた。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

国際フォーラム地上広場

丸の内仲通りは街路樹にイルミネーションが落ち着いた光を放っている。
「今日は有楽町から、銀座、汐留といって、新橋に行きましょう」
Eくんはそう言いながら、ずんずん歩いていく。国際フォーラムである。
落ち葉を踏みしめて歩く井の頭公園。
クリスタルビーズで囲まれた円柱のイルミネーションが美しい。

国際フォーラム地上広場のクリスタルイルミネーションは、その入り口付近が、床そのものがライトになっている一筋の通りがあり、そこが始まりになっている。未来都市の入り口のような雰囲気である。

落ち葉も小道具になっている

この「国際フォーラム地上広場」は素敵な通りであった。最近では、我が家の近所の通りもイルミネーションが輝いているが、それは街路樹に結び付けているのであって、夜はいいが、昼が見栄えがよくない。
この地上広場は樹木はそのままの形で、そこにうまくイルミネーションが組み合わせられているのだ。またこの通りでは、落ち葉もイルミネーションの重要な小道具になっているようなかんじである。
落ち葉を踏みしめて歩く。
中空に浮かぶクリスタルイルミネーション。道には落ち葉がある。いい雰囲気である。

昨年は年を越してもやっていたこのクリスタルイルミネーションだが、今年は年末までの予定だそうだ。まだ未体験の方は夜の散歩に出かけてみてはいかがだろうか。
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