美女と野獣で官公庁周辺を徘徊
美女2人と地下鉄出口で待ち合わせる |
「霞ヶ関でお昼を食べませんか?」
である。これは楽しそうだ。霞ヶ関といえば、さまざまな中央官庁がある。官庁の中には外部の人も入れる食堂があったりする。で、この食堂は安くておいしいとのことだ。
読者の「たむねこ」さんも参加してくれた。たむねこさんは、ケーキを作るお仕事をなさっている方で、働いているお店が改装のため、いまは時間があるとのこと。散歩が大好きだそうだ。
というわけで、僕たちは天野さんの指示に従い、地下鉄丸の内線の霞ヶ関出口、B3bで待ち合わせをした。地下通路の先には厚生労働省があるそうだ。警備員の方が立ている。ここでは、免許証などの身分証明証を見せれば中にはいることができる。あちゃちゃ、持ってないよ。天野さんが、名刺でもいいのだと教えてくれた。ホッと胸をなでおろし、名刺を出して中に入れてもらう。中に入ると言っても、単に地下鉄の通路の先なので、実感がない。
「ほら、ここには和食、洋食、中華などの食堂があるんですよ」
と言う天野さん。見れば、おいしそうなサンプルが並んでいる。しかも、価格が普通の食堂よりも2~3割くらい安い。す、すごい。感心していると天野さんは、
「でも、きょうご案内したいのは、ここじゃないんですよ」
とエレベータへ。なんと26階まで上がる。すると、「馬車道」というレストランがあった。
これが日替わりのお弁当。これで580円! |
13時過ぎということで、店内のお客さんはまばらだ。あ、なるほどね。たぶん、12時から13時というのはかなり混雑していたんだろう。食べ終わったお皿などがまだ残っているテーブルがいくつかある。どんどん進んでいく天野さんのあとについていくと、奥の席はガラス張りで、ちょうど真下に日比谷公園が見える。素晴らしい眺望だ。野外音楽堂もわかりやすい。
「馬車道というのはファミリーレストランなんですけど、ここは少し安いんですよ」
ほっほー。なるほど、メニューを見ると、ごく普通のファミレス。 女性たちはハンバーグ系のメニューを注文。僕は入り口のところにあった「本日の日替わり」というのにした。今日は「カニクリームコロッケ(・-・)/」。実際にこう書いてあった。なんだか楽しい。しかも、おいしい。