都会のオアシスを抜け、締めはロマンチックに青木坂
緑に包まれる有栖川宮記念公園。これぞ都会のオアシスだ |
ここまでいくつかの坂を越えてきたが、有栖川宮記念公園一帯は、穴場の坂道が充実している。もっと坂が歩きたければ、公園を抜けた「南部坂」を上がってみよう。もともと有栖川公園の場所には、赤坂から移ってきた盛岡城主南部家の下屋敷があったのでこの名前がつけられた。
閑静な住宅街にある、青木坂。のぼりもくだりも、夜ならば2人きりになれる |
このあたりは、公園や空き地、住宅などがあり、夜は人通りがまったくないといっていいだろう。休憩をとるタクシーが数台あるくらいかもしれない。
青木坂はもともと富士見坂と言っていた。東京にはいくつかある富士見坂のひとつである。青木坂というのは北側に旗本青木氏の屋敷があったためにこう呼ばれたそうだ。邪魔するものは、何もない。あとは自分の腕次第で、ロマンチックな雰囲気を演出するだけだ。
坂を下まで下りて、有栖川宮記念公園方向に戻ると、地下鉄広尾駅がある。このあたりで散歩を終えてもいいし、あとは気分次第でなんなりと…。
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有栖川宮記念公園
青木坂