生麦事件の現場まで歩く
旧東海道。魚河岸として今も機能している |
幕末、ここで事件が起こったのか。文久2年(1962)の夏に事件は起こった。江戸から京都に向かう薩摩の島津久光の行列をイギリス人4人が馬に乗って横切った。先ほどの交番で聞いたところによると島津藩士がここで切りかかったのだそうだ。ここからもう少し先に行ったところで、1人がトドメを刺されたとのこと。
生麦事件の碑。この事件は、開国に向かうひとつのきっかけとなった |
今は車が通るこの道で、そんな事件があったのかと思うと感慨深い。
横浜のJR鶴見駅から歩いて国道駅へ。幕末、東海道で起こった生麦事件の現場を見て、鶴見線に乗る。そして、海の見える駅「海芝浦」へ。京浜工業地帯に浮かぶコンビナートを見ると、なぜか切なくなった。
旧東海道。魚河岸として今も機能している |
生麦事件の碑。この事件は、開国に向かうひとつのきっかけとなった |