ちょっと不思議な赤城神社
赤城神社。神楽坂通りからすぐだが、ひっそりと佇む |
赤城神社内の蔵。「西五軒町」など、町名が門扉に入っていた |
Akagi cafe。期間限定。来春になくなるという |
数日後のお祭りの準備だろう、櫓が組み立てられている。Nくんが興奮しながら、
「ここにカフェがあるらしいんですよ」
と看板を指差しながら言った。えっ、歩く気持ち満々だったのだけど、もう休憩かい。ま、いいか。木の階段を登り、カフェへ。それにしても神社にカフェとは珍しい。聞けば、2006年4月から2年間の期間限定のオープンだそうだ。
床が板張りになっているカフェは、オープンカフェとインドアに別れている。これからの季節(秋)は、気持ちがいいだろう。まだきょうは暑いのでクーラーの効いた室内へ。Nくんはアイスコーヒーにロールケーキを食べている。よく食べるなぁ。おもしろいのは、夜はJazzやBossa Novaなどのライブも行われている点だ。一度のぞいてみたいものだ。
さて、再び赤城神社の境内へ降りる。ここは、実におもしろい。赤城神社だけではなく、蛍雪天神、出世稲荷神社などがある。さきほど、赤城神社でお賽銭をあげ拝んだNくんが
「オレ、出世したいっす」
と出世稲荷でも拝んでいる。
さて、赤城神社を出て、再び裏路地を歩くと、おもしろい名前の坂に出会った。「瓢箪坂」である。案内によれば、坂の途中がくびれていて、瓢箪の形に似ているからこの名前がついたとのこと。今でもかろうじてわかるが、昔はもっと瓢箪の形だったのだろう。
路地を抜けるといきなり、大久保通りに出た。右を見ると、坂になっていてそこをあがると神楽坂坂上である。神楽坂坂上は大久保通りと神楽坂通りが交差する場所だ。さらに我々は、神楽坂通りから裏路地に入る。