散歩/グルメ・行列・銭湯の散歩ルート

恵比寿~碑文谷公園 葉桜とトンカツの散歩

今回は、オールアバウト「男の夜遊び」ガイド 大脇克浩さん推薦の散歩ルート。トンカツ、あげ饅頭、寄生虫博物館といつもよりヘビィなルート設定。いつもながら風の吹くまま、流されていく散歩だ。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

恵比寿の「キムカツ」で食事をして歩き始める

恵比寿キムカツの「特製キムカツ高菜」1580円なり。高いが味は抜群!
ふと気づくと同じような散歩コースをたどっていることがある。もちろん同じ道を歩いても常に新発見はある。日本という国は、四季があるので、花が咲いたり、葉が落ちたり、同じコースでもその景色は毎日違うものだ。とはいえ、ここの記事ではもっといろいろなところを散歩したほうがいいだろう。

そんなわけで、今回はオールアバウト「男の夜遊び」ガイド 大脇克浩さん推薦の散歩ルートを歩くことにした。電話で打ち合わせをしたところ、大脇さんは

「推薦といっても、これまで歩いたところじゃなくて、歩きたいと思っているところでもいいんですか」

と言う。ああ、いいですよ。で、どこに行ってみたいの?

「あの、目黒にある目黒寄生虫館」というところに行ってみたいんですよ」

ああ、有名な東京の珍スポット。僕も一度行ってはみたいと思っていたが、まだ行ったことはない。

「それから、ランチなんですが…」

ふむふむ、いつもこの散歩はランチを食べるところから始まるからねぇ。

「恵比寿にあるキムカツというところに行ってみたいんですよ」

あ、これも噂には聞いているんだけれど…。たしか行列ができるんだよねぇ。そっか、じゃ恵比寿から目黒に抜けるコースだ。

そんなわけで、桜も葉桜になった時期、11時にJR恵比寿駅で待ち合わせた。メールと電話でのやり取りはあったが、大脇さんと会うのはこの日が初めてだ。ガイドの写真とおりのちょっと怪しげな風貌の大脇さんを見つけて声をかける。

さて、散歩のスタート。まずは、「キムカツ」へ。すでに数名が並んでいる。ギリギリ、表に並んでいる椅子に座れた。11時10分。どんどん行列が長くなっていく。

しばらくすると、店員さんがあらかじめ注文を聞いてくれる。僕は季節メニューで一日20食限定という「特製キムカツ高菜」にする。1580円かぁ、高いなぁと思ったら、これはトンカツだけの値段。前菜、炊き立てご飯、キャベツ、お味噌汁、香の物、ソフトドリンク、デザート付きのセットとなると2560円。けっこうリッチな昼食だ。大脇さんは「僕はニンニクが好きなので」と、「がーりっくトンカツ」をこれまたセットで注文。こちらは、セットで2840円。

11時半には中に入り、テーブルに案内される。キャベツはどーんとテーブルに出てくる。これがうまい。しかし、時間はけっこうかかる。トンカツが出てきたのは11時50分。待つ間、キャベツをボリボリ食べた。トンカツもおいしいけれど、小さなおひつに入ってくる炊き立てご飯が絶品。お腹一杯だぁ。

さて、大脇さん、どの道で行くの?

「あ、道わかんないんですよ」

って、えーっ。そっか。仕方がない、いつものように携帯電話についているEZナビで行き先を案内してもらう。
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