飯田橋、市ヶ谷、四谷の桜を見る
外濠公園にて、天野さんと。この季節は東京にこんなに桜があったなんて、と気づかされる |
飯田橋駅から四ツ谷駅まで続く外濠公園には330本の桜がある。昭和2年に開園されたこの公園は、公園といっても細長い、土手の上の部分の道。それが、ちょうど桜のトンネルのようだ。それにしても、同じ場所を歩いても、冬とはまったく違う風景で、改めて四季の素晴らしさを感じる。
といっても、短い桜の期間は花見客がいっぱいである。平日の昼間も道の両脇にはブルーシートが敷かれ、場所取りをしている。四谷に住んでいるとき、この道はよく散歩したが、さすがに桜の季節は夜の散歩は避けていた。
残念ながら、この道はずっと続いているわけではない。市ヶ谷駅手前で、この石がいくつか置かれた場所がある。そこに看板があり、「この石垣石は、江戸城外堀跡の市ケ谷御門橋台に築かれかれていた石垣の一部です。市ケ谷御門の枡形は現存しておりませんが、橋台の石垣は、現在もその一部が外堀通りの下に保存されています。」とある。
外濠公園には330本の桜がある。公園といっても細長い、土手の上の部分の道 |
ここで、また遊歩道が途切れる。実際、桜が物凄くなるのはここからで、上智大学を左に見て、ホテルニューオータニに至る桜こそが美しい。が、今日の散歩は四谷で終了。
天野さんが、用事があるとのこと。ここで、天野さんとはさようなら。僕とNくんは、四谷見附橋を渡り、三栄通りへ。