御茶ノ水「キッチンカロリー」で食事をして、歩き始める
JR御茶ノ水駅の聖橋口に集合。この季節しか楽しめない散歩のスタートだ |
プロデューサーってなにという読者の方もいらっしゃるだろう。雑誌などでいうところの編集者だと思ってくれればいいかもしれない。散歩に同行し、写真を撮ってくれている。
さて、今回の散歩の同行者はこのNくんと天野信子さん。天野さんは、古い知り合いで、このページの読者でもある。以前は編集の仕事などをやってらっしゃったが、今は新しい会社を起こす準備をしていらっしゃるそうだ。
JR御茶ノ水駅の聖橋口に集合したのは11時半。今回の散歩のきっかけは、僕がNくんに御茶ノ水駅からすぐの「キッチンカロリー」へ行こうと言ったことに始まる。
ここは、名前の通りカロリーの高そうなメニューばかりである。若いNくんにピッタリだと思ったからだ。20代のころは僕もよく来ていた。場所は、聖橋口の改札を出て左に曲がるとすぐある。1階と2階に店があるが、姉妹店らしく、メニューが微妙に違う。大盛り無料と書かれた2階の「キッチンカロリー」へ。狭い階段を登ると自動販売機があり、そこで食券を買って、中へ。店内も実に狭い。
キッチンカロリーの「合格セット」。今は昔、めっきり少なくなった予備校街、浪人生のおもかげ |
どこかなつかしい洋食屋さんである。御茶ノ水から神保町にかけて、学生向けのどこかなつかしい洋食屋が何軒かある。たとえば「キッチン・ジロー」や「バンビ」などである。
ところが、WEBで検索してみて、驚いたのだが、御茶ノ水には「キッチンカロリー」が2つある。どうやら僕らが行った店よりも、御茶ノ水橋口を出て坂を下り、駿河台下交差点の手前にある店のほうが有名なようだ。僕自身は昔から、駅に近いほうしか行ったことがなかったので、もう1軒の存在はこの記事を書くまでまったく知らなかった。
ちなみに、記事末にある関連リンクには今回行かなかったほうの「キッチンカロリー」である。どうやらこちらの店のほうが、もっとゆったり食べられるようだ。