江戸橋広小路から日本橋へ
日本橋上には首都高が走る。青空が見えない |
東京は、オリンピックを堺に大きく変わったといわれる。いま、高速道路が橋の上に走っているため、昔の面影はないのだと言うのだが、僕が東京に来たのはそのずっとあとなので、その変わりようというのはよくわからない。
江戸時代、この日本橋一帯は下町の中心で繁華な町だったそうだ。そうなったのは1657年、明暦の大火で江戸の町が焼け、その日除け空き地として作られた場所に様々な店が建ったのがルーツとされている。
日本橋を渡り、そのまま道をまっすぐ行くことにする。八重洲あたりに出る。右を見ると東京駅だ。住所は京橋に変わる。左側に見えてきたのが「警察博物館」である。有無を言わせず、先にNくんがどんどん入っていく。無料である。
警察博物館。白バイにまたがるガイド。うーん、似合わない…… |
中に入ると、警察官の昔の制服やいろいろなものが展示されている。警察マニアならたまらん場所だろうなぁ。
しばらく行くと、「銀座発祥の地」の石碑。昔、ここに役所があったのだそうだ。風景は銀座。あ、日本橋からまっすぐ来るとこの銀座の大通りになるのか。銀座四丁目の交叉点には鳩居堂がある。地下のニュースで出てくる名前。日本でいちばん地価が高いあたりだ。
銀座を抜けると新橋。このあたりから少し疲れてきた。
ふりむけば東京タワー。品川まであと3キロ |
「ここから品川まではもうすぐですよ」
と言ったそのあと、ちょうど歩道橋には「品川まで3km」とある。なんだ、あと半分もあるじゃないか。