イチローの本当の凄さは“鉄人”ぶりにあり

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チーム成績は低迷しているが、一人気を吐くイチロー。その心中やいかに
メジャーリーグの中で最近の最大のエポックは、マリナーズ・イチロー外野手(34)の日米通算3000本安打達成になるだろう。7月29日(日本時間30日)、テキサス州アーリントンでのレンジャーズ戦、一回の第1打席でいきなり左前打して3000の大台に到達。日本と地元シアトルのメディアは当然のように大騒ぎしたが、アメリカ全土では今ひとつ騒がれなかった。

そこには、メジャーで3000本安打達成者は27人もいることと、イチローがメジャーでまだ2000本安打も達成していないという事実がある。どうしても日米合算という考えに抵抗があるのだ。この考えはもちろんわかるし、否定するつもりもないが、日本だろうがアメリカだろうが、イチローのことを胸を張って「凄い!」といえる点がある。それは、その“鉄人”ぶりだ。

イチローが海を渡って、マリナーズのユニホームを着た01年から昨年までの7年間で最多出場選手は、ドジャースのホアン・ピエール外野手の1119試合、次いでイチローの1118試合、3位がヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手で1114試合だった。

ところが今年に入り、ピエールが6月末に左ヒザのじん帯を痛めて28試合欠場、A・ロッドも4月に右太モモの肉離れで20試合を欠場した。かたやイチローは開幕から全試合出場しているため、01年以降、メジャーで最も試合に出場している男なのである。