「体格予想法」による優勝チーム予想
まずは前ページで表示したベスト8を各ブロック毎に解説しよう。
Aブロックは大阪桐蔭。エースで4番の中田を擁して前評判が高いが、1回戦の日本文理・2回戦の佐野日大ともに体格上位校であり、油断ならない相手だろう。
Bブロックは初戦の仙台育英と接戦の結果、勝利する常葉菊川がそのまま勝ち上がり。
Cブロックは激戦である。熊本工・中京と極めて僅差の争いの中、千葉経大付がベスト8進出。
Dブロックは報徳学園が頭一つ抜けている。
Eブロックは帝京の圧勝。
Fブロックは一般に前評判の高くない北陽の圧勝。
Gブロックは高知がベスト8に。北海道の旭川南も善戦。
Hブロックは桐生第一が大垣日大に接戦で勝利。
そしていきなり決勝戦だが、身長・体重ともに1位の東京代表・帝京高校が身長・体重ともに2位の大阪代表・大阪桐蔭高校と激突し、体格差で優勝を勝ち取るということになる。
「体格予想法」による1回戦予想
この予想法による1回戦の勝敗を記しておこう。○が勝利チームである。
【第1日~初日は意外な強豪揃い】
○佐野日大-大牟田 順位点3位の強豪佐野日大が、これも強豪10位の大牟田に勝利。
○大阪桐蔭-日本文理 順位点2位の大阪桐蔭に8位の日本文理が善戦。
○常葉菊川-仙台育英 順位点4位の常葉菊川が5位の仙台育英に辛勝。
【第2日~接戦が続く】
今治西-都留○ 22位と16位の争いで初出場の都留。
県和歌山商-熊本工○ 25位と17位で熊本工。
中京-千葉経大付○ 18位と14位の接戦で、千葉経大付。
【第3日~ワンサイドと接戦と】
○報徳学園-室戸 6位の報徳学園が21の室戸を下す。
○宇部商-日大藤沢 11位宇部商が15位日大藤沢に辛勝。
○帝京-小城 1位の帝京、24位の小城に危なげなく。
【第4日~下位チーム多し】
○聖光学院-市川 初出場対決は27位聖光学院が31位市川に辛勝。
○広陵-成田 23位の古豪・広陵が26位の成田に辛勝。
○北陽-鹿児島商 7位北陽が28位鹿児島商に完勝。
【第5日】
○旭川南-創造学園大付 初出場対決は19位旭川南が29位創造学園大付を下す。
関西-高知○ 13位高知が32位関西を下す。
都城泉ヶ丘-桐生第一○ 東国原知事の都城泉ヶ丘30位は9位桐生第一に完敗。
【第6日~1回戦最後】
北大津-大垣日大○ 12位大垣日大が20位北大津を下す。
「体格予想法」による予想は以上である。全的中は絶対にないだろうが、当たらずとも遠からずの結果になれば面白い。センバツ観戦の一助になれば幸いである。