ア・リーグ中地区
■去年の成績と今年の予想順位2004年予想順位 | 2003年最終成績 |
---|---|
1位 ツインズ | 1位 ツインズ(90-72) |
2位 ホワイトソックス | 2位 ホワイトソックス(86-76) |
3位 タイガース | 3位 ロイヤルズ(83-79) |
4位 ロイヤルズ | 4位 インディアンス(68-94) |
5位 インディアンス | 5位 タイガース(43-119) |
チーム別短観(去年の成績順)
【ミネソタ・ツインズ】投手陣が大幅に入れ替わったがローテーションも安定し、打線も小粒ながらチームとしてまとまりが良く、競り合いをモノにしている印象。中地区の首位をホワイトソックスと激しく争っており、甲乙つけがたい。ここ数年の優勝実績と地力から1位とする。
【シカゴ・ホワイトソックス】
先発の駒不足に比較してリリーフ陣は豊富、しかしクローザーのコッチが若干不安定なので、評価上昇中の高津がコッチと入れ替わる可能性も。5月末現在好調を保っており、ツインズとの2強体制は最後まで続くだろう。総合力で2位としたが、下位3球団が大きく崩れるようであれば、中地区からワイルドカードのチャンスも生まれる。
【カンザスシティ・ロイヤルズ】
昨年はツインズ・ホワイトソックスと僅差の争いを演じたロイヤルズだが、今年は序盤から下位に低迷。元阪神・巨人のメイがエース格の先発投手陣は心もとない。それでもインディアンスよりは上と見て、4位予想。
【クリーブランド・インディアンス】
90年代のほんの一時期の栄光もなんのその、映画『メジャーリーグ』で描かれたような貧乏弱小球団に戻ってしまった観のあるインディアンス。年俸総額はメジャー30球団で下から3番目の若手主体チームで、それなりに頑張ってはいるが息切れすると見て5位に。多田野の登板機会も今度大いにあるだろう。
【デトロイト・タイガース】
2003年は119敗のア・リーグ新記録で、横浜ベイスターズよりも勝率が低かったタイガース。低迷を脱却すべく、名捕手イヴァン・ロドリゲスを獲得したらこれが大当たり。開幕から好調で、最後までロドリゲス効果で3位をキープすると予想。
ア・リーグ西地区
■去年の成績と今年の予想順位2004年予想順位 | 2003年最終成績 |
---|---|
1位 エンゼルス | 1位 アスレチックス(96-66) |
2位 アスレチックス | 2位 マリナーズ(93-69) |
3位 マリナーズ | 3位 エンゼルス(77-85) |
4位 レンジャーズ | 4位 レンジャーズ(71-91) |
チーム別短観(去年の成績順)
【オークランド・アスレチックス】開幕から5人のローテーションが完璧に機能しているチーム。打線は小粒だが守備力は高く、近年のマリナーズを模したようなチームに仕上がった。エンゼルスとレンジャーズの好調の影に隠れていたが、最後まで首位争いまたはワイルドカード争いに食らいつくだろう。今年はエンゼルスが強力すぎるので、2位とした。
【シアトル・マリナーズ】
イチローが引っ張るマリナーズは、往年の守備力が綻びた上、マルティネス・オルルッド・ブーンらの打線もすっかりベテラン化してつながりに欠け、開幕からまさかの最下位を独走している。先発陣に大きな変化はないが、リリーフ陣は手薄になっている。厳しい場面ばかりで登場させられて打たれる長谷川は非常に気の毒だ。いくらなんでもレンジャーズの上には行くぐらいには盛り返すだろうと予想して、3位に。
【アナハイム・エンゼルス】
2002年のワールドチャンピオンも、去年は西地区3位に甘んじた。しかし今年の補強は完璧で、先発2枚と主軸打者ゲレーロの補強で開幕から絶好調。リーグナンバーワンのリリーフ陣も勝ちを拾い、死角が見られない。激戦の西地区の中、独走の可能性も。
【テキサス・レンジャーズ】
圧倒的な投手力不足に加え、今年のレンジャーズからはA・ロドリゲス、パルメイロ、ゴンザレスが抜け、もはやチームとしての体をなすかどうかと思われていたが、開幕からなぜか好調。しかしそれもいずれは大きく破綻すると思われるので、迷わず4位に。
関連リンク
- 「2004ナ・リーグ展望」 - [野球・メジャーリーグ]All About Japan
- 「初の技巧派、高津のMLB挑戦」 - [野球・メジャーリーグ]All About Japan
- MLB・メジャーリーグ - [野球・メジャーリーグ]All About Japan
- 日本人メジャーリーガー - [野球・メジャーリーグ]All About Japan
- 松井対イチローにNY市民も応援 - [アメリカ]All About Japan
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