ワールドカップを忘れ去るための材料
選ばれなかった三都主 |
代表で選ばれていない選手は
ワールドカップ代表メンバーで今回のオールスターに選ばれていない選手は、楢崎正剛(名古屋)と三都主アレサンドロ(浦和)の2名だけ。ちなみに土肥洋一、茂庭照幸(共にFC東京)はJリーグ推薦で選出されている。J-WESTに区分される楢崎は、同じチームの川口能活(磐田)にここでも正GKの座を奪われている。名古屋のチーム状況と個人の活躍が少ないため目立たず選出されていないから票が集まらなかったのだろう。川口が正GKになった理由がここからもわかる。
一方、三都主の場合はMF部門で10位にも入らないという面白い結果だった。チームメイトの小野伸二は31万票、長谷部誠も20万票以上集め、DF部門でも坪井慶介や田中マルクス闘莉王が18万票、16万票とそれぞれ集めている。浦和サポーターからも支持されていないということは、彼等も三都主に対しては何か思うところがあるのだろう。
川淵失言の影響がここにも及ぶ
ワールドカップが終了してから一番の話題は、川淵キャプテンの失言から始まったジェフのオシム監督の代表監督就任問題である。失言後、雲隠れをしている川淵氏はオシム氏の就任に向けてほくほく顔かもしれないが、オシム監督は監督部門でJ-WESTの2位になっているため、これを辞退した。さすがに川淵氏も自分の失言がここまで及ぶとは思ってもいなかっただろう。
ワールドカップを忘れるためのイベントだが、結局日本代表に話が結びついてしまった。
【関連情報】
・2006 JOMO ALLSTAR SOCCER
・All Aboutスポーツチャネル
・スポーツナビ