■西紀寛選手
「今日はしっかり守ってカウンターということでやった。相手は強かったし、向こうもベストメンバーでよかった。ネドベドは好きな選手だしね。今日は相手の7番(スミチェル)を見ろといわれたけど、見てたらサイドバックになっちゃうし。ゴールシーンは相手の守備がルーズだったし、こっちのFWの動きもよかった。持ち味のドリブルができなかったことが残念」
■小野伸二選手
「1-0でよかった。厳しい試合だったけど、2トップで来てくれたから逆によかった。自分は前半眠ってた。後半は仕事をしないといけないと思っていた。今日はチームとして何をするのかハッキリしていた。勝つために何をするのかが明確だった。チェコはうまいですね。でもビックリすることはなかった。10(ロシツキー)とか11(ネドベド)とか入れ替わってきたけど、イナと気をつけようと話していた。勝利に貢献できてよかった。最後はキツかったですからね」
■稲本潤一選手
「そんなに向こうのプレッシャーはなかった。デカイFW(コラー)の1トップだと思っていたけど、2トップだったし。そんなにボールも回してこなかったし。狙いどころがハッキリしてきたんで、逆にやりやすかった。タツさん(久保)と玉田は積極的に勝負してくれたんでラクだった。いい結果だったし、選手のモチベーションも高かった。守備の意識も強かったかな。
ボランチの守備の仕方は、1人が前について、もう1人がカバーという形だけど、それができた。相手が2トップでホントによかった。前の試合でチェコは負けていたし、こっちも勝てればいいと思っていた。90分出られなくて悔しいのはあるが、コンディション的にはよかった」
■茶野隆行選手
「どうですかね、どういうプレーができたか。自分の中ではすごくもモチベーションは沸いてるし、この短期間でもやり方はだいぶ分かってきたから、もっとチャンスがあればよくなると思うんで。前半にPKかなと思うシーンはあって、焦りましたけどね(笑)」
■楢崎正剛選手
「気迫があった? そうですね。2敗して帰りたくなかったし、チェコという世界トップレベルのチームとの試合でモチベーションもたなかったし。前半から点も入って、ノッてきた感じはありました。ジーコの望む戦い方か? チーム作りの課程でこういうゲームができたことはよかったと思いますね」
■ブリュックナー監督
「日本チームは明らかに言えることだが、非常にクオリティが高く、ダイナミックさがある。チームとして特に攻撃面が素晴らしかった」
……7人を交代した?
「もちろん結果は大事だが、ユーロのためにテストをする必要があったから。相手を過少評価しているわけではないが、アイルランドも日本もどちらもすごくよかった。今日は日本の方が勝ちに値する試合をした」
■ロシツキー選手
「今日の試合はよくなかった。日本が前半すごくいい試合をしたからね。我々は新しいシステムを試したし、それはあまりよくなったけど、次にはもっといい試合ができると思うよ。ユーロまでにあと3~4試合あるし、僕らはいくつかのやり方を試さないといけなかったんだ。今日のやり方はちょっと問題があったかもしれない。日本の選手が速かったからね。それが一番の問題だったかもしれないね(笑)。
ネドベドとのポジションチェンジにも積極的にトライしたけど、次の試合は機能するんじゃないかな。日本にはとてもビックリしたし、素早いしコンビもよかったしね。とてもいいチームだね。小野はよかったよ、すごく。今日は負けて残念だけど、次に向けて新しいことをやるつもりだし、ネガティブにはなっていないよ」
(取材/文:元川悦子)
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