■山本昌邦監督

「今回、イランのU-23、ロシアA代表とゲームをする。3月の最終予選に向けた実戦テストとなる。強豪のチームと試合をして、さらにチーム力がアップできる。タイミングもいい。宮崎、オーストラリアでのキャンプの成果を存分に出して、チーム力を上げたい。3大会連続の五輪出場がかかっている。そのスタートとなる試合だ。イラン、ロシア戦に向け、さらにがんばりたい。

最終予選では中東3チームと戦うので、イランはそのシミュレーションとして格好の場。ロシアは五輪予選だけでなく、アテネ、ドイツにつながる。強豪と対戦する中で、プレーの質、差を考えて学べば、さらにチーム力がアップする。

2戦を通して、メンバーを絞り込まないといけない。そういう意味でも、いい試合をお見せすることができると思う。U-20組、闘莉王などもチームにいい形で溶け込んでいる。さらにレベルアップさせたい」

……オーバーエイジは?

「まだ予選を突破していないので、突破した後に考えたい。最終予選の3月はオーバーエイジを使えない。3月の間にU-23の選手がどう成長するかもある。その段階で考えたい」

……FWの選考理由は?

「FWに限らず、どのポジションについても力は拮抗している。誰が悪いということではなく、いい方にチームが成長している。タイプ別にバランスを考えて編成した。平山はケガがあったが、コンディションは選手権を通じて休みなくやってきているから、すでに出来上がっている。同じタイプの高松がケガを抱えていることもあるので、イラン戦に出場する可能性はある」

……アジア大会から積み上げてきた最終ラインの選手を大きく変えたが? 今回外した選手はもう3月には呼ばないのか?

「2つ目の質問についてだが、この後、実戦を積んでいく中でケガもありうる。豪州に行った選手にも『今回、外れた選手もいつでも戻ってくる可能性があるから、準備しておいてくれ』と言った。2つ目の質問については、U-20組がワールドユースで合流が遅くなり、底上げが今になってできたこともある。闘莉王が入ったこともプラス面だ。この世代はJと代表のバランスで育ってきている。Jで実戦を積み重ね、追い越す選手が出てきたということ。それがこの結果につながっている」


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