FW陣は西野泰正(磐田)以外、全員が残る形になった。190Cmの大型ストライカー・平山ももちろん残った。山本監督は「同じタイプの高松が今、ケガをしているので、8日の試合は平山がどこかで出る可能性が高い」とコメント。五輪代表・平山の国際デビューが一段と近づいた。

8日のU-23イラン代表戦は、最終予選で戦う中東3カ国のシミュレーションが一番のテーマ。最終予選・日本ラウンドの初戦と同じ場所(埼玉)、同じキックオフ時間で行い、実戦を想定したゲームをしたいという。しかもイランはアジア大会決勝で敗れた相手。それだけに山本監督もリベンジを果たしたいようだ。

11日のロシア戦は「世界標準との差」を知るための試合になる。ロシア代表はワールドカップに9回出場しており、6月にポルトガルで行われるユーロ2004にも出場する。世界トップ10に名を連ねそうな強豪と戦って、この年代の選手たちがどこまでやれるのか。平山、闘莉王のパフォーマンスにも注目が集まりそうだ。

代表チームは4日に集合。静岡県内で調整を行って、8日、11日のゲームにのぞむ。その後、いったん解散し、18日の2006年ドイツワールドカップ1次予選・オマーン戦(埼玉)戦翌日の19日に、フル代表組の大久保嘉人(C大阪)、石川直宏、茂庭照幸(ともにFC東京)らを加えたメンバーで再集合する。その際のメンバーは、UAEラウンドにのぞむ20人と交代要員1人に絞られる見通しだ。選手たちにとっての「最後のサバイバル」がいよいよ幕を開ける。

(取材・文/元川悦子)


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