季節を感じさせる虫はいくつかありますが、トンボもそのひとつ。トンボが空を舞うシーンはなんとも言えない情緒がある日本の風景です。

秋の季語としても使われるトンボの写真を撮る方法をご紹介してみましょう。

停まっているトンボを撮るのは意外に簡単


トンボの撮り方
イトトンボを横から撮影。きれいなトンボの色合いと背景の緑のコントラストも意識しました

トンボの撮り方
川辺にはいろんな種類のトンボがいます。羽を広げた瞬間を狙って撮影

トンボを撮るパターンもいくつかあります。その中で最もやさしい撮り方は、停まっているトンボを狙うというものです。

子供のころにトンボを捕まえたことがある方なら、トンボに近づく方法をご存知でしょう。指先を大きく回しながらゆっくりトンボに近づきます。トンボは指の動きに気を取られて、人間が間近に近づいても逃げません。この方法を応用して近づきます。

カメラを持っているので指は回さなくてもいいですが、停まっているトンボを見つけたら、少しずつ近づいていきましょう。急激な動きを見せなければかなりトンボに近づくことができます。

ある程度トンボに近づいたら、今度はトンボにレンズを向けます。

数十センチ手前からズームレンズでトンボを寄せて、フレームを整えます。あまり近くづくと、ピントが合わない場合があります。その時は、マクロ撮影(近接撮影)のモードをONに設定して撮るとピントが合うかもしれません。

また、トンボを大きく撮る場合は、トンボが引き立つような背景を選ぶことがポイントです。少し高度なテクニックとして、絞りを浅くすることで背景をボカすという応用方法もあります。その背景をボカすテクニックについては、「露出なんて簡単カンタン」を参考にしてください。

じっくりトンボに近づき、背景も吟味して撮影してみましょう。

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