雪や白いものを撮るときは、露出補正をプラスに設定
晴天時に雪の積もった部分を撮ってみたもの。オート露出で露出補正をしない状態で撮影。見た目よりかなり暗く写っています。 |
露出補正をプラス1.0に設定して撮影したもの。見た目とほぼ同じ明るさで撮影ができました。 |
前のページで、露出オートでは、白い色の反射率の高いものは暗く写してしまう傾向があると解説しました。となると、その暗くなった分を明るく設定して写せば、見た目と近い明るさとして写せるわけです。
このような状況で使うと便利なのが、露出補正という機能。コンパクトデジカメや最近ではケータイカメラにも搭載されている基本的なもの。「±」という表記があるのがそれです。
露出補正は、プラスに設定にすることで明るく写り、反対にマイナスにすると暗く写ります。
雪景色を撮るときは、露出補正をプラス側にいくつか設定して撮影すると暗くならず見た目に近い明るさで写すことができます。設定値は、撮影した画面をチェックしながら調整して決めるといいでしょう。
その他、露出補正を利用した撮影方法として、『紅葉のカラーコントロールは、露出補正で』も参考にどうぞ。
露出補正を使い、いろんな雪景色のシーンを撮ってみましょう!雪景色のサンプル写真を次のページでご覧ください!