基本はフラッシュを使いましょう
会場での撮り方はいろいろありますが、まずは基本の撮影としてフラッシュは使われたほうがいいでしょう。会場では、様々なライティングが飛び交っていて、演出上点滅させていたりする箇所もあります。そのような場合でもフラッシュを使うことで、軸となる光源を得ることができます。フラッシュの光の調整については、『フラッシュの光はどこまで届くの?』も併せてお読みいただければと思います。
影になっている場所を撮るにもフラッシュは、必要になります。デジタル一眼レフなら内臓フラッシュでもいいですが、外付けフラッシュがあるとより多様なライティングを作ることがてきます。
外付けフラッシュを使う場合は、ディフューザーなどで光を少し和らげて撮るとより効果的です。ディフューザーについては、『100円で作る、フラッシュディフューザー』を参照してみてください。
フラッシュがなくても撮影はできますので、絶対使わないといけないということではありません。
車体全体を撮る場合は、斜めに入れてみよう
斜め上から全体を入れるようにすると車体が上手くフレーミングされます。基本の撮り方として応用してみましょう。 |
車体を撮る基本は、車の角部分にあたる斜めから全体をフレーミングするときれいに収まります。このとき、やや上からレンズを向けるといいでしょう。
斜めから撮ることで、立体的にも見え、車全体が見て取れる構図になります。
正面からもいいアングル
ボディ正面から車の"顔"を撮ってみるのもいいでしょう。展示の装飾なども上手く生かしてみるのも構図をまとめるポイントです。 |
車の顔を真正面から撮るのもインパクトがあるアングルです。お気に入りの車種なら、堂々と対面して撮ってみましょう。車にもいろんな顔があるので、いくつも撮って見比べてみるのも楽しい鑑賞方法です。
広角レンズであまり近づきすぎると、中央部が膨らんだような写りになるので、少し被写体より距離を取りズームレンズで画角を合わせて撮影したほうがいいでしょう。
次のページでは、運転席やパーツの撮りかたなどについてレクチャーしましょう!