インフォーマル家族写真は、子ども目線で
子どもの目線と同じになって写真に納まるだけでも、少しリラックスした感じの集合写真になります。メリハリをつけていろいろ撮ってはいかがでしょうか。 |
親子やご家族の方が、みんなきれいに着飾っているので、家族の集合写真を撮るのにもいい機会である七五三。ここでもメリハリをつけて、少しリラックスした、ファミリー写真も撮っておくと、アルバム作りのときなどに写真のバリエーションが広がります。
方法はとても簡単で、子どもたちの目線の高さに大人たちが入れば、それだけでとても和やかな雰囲気になります。子どもの背の高さに合わせて、しゃがみこんでみんなでポーズを取ってみてください。
後で紹介する、フォーマルな集合写真とは、また対比的で、アルバムの中でも和んだ一枚になることと思います。簡単ですので、ぜひ、トライしてみてください。
ひとりポーズのときは、着物を整えて
ひとりでのおすましポーズ。ちょっと斜めに立つと、きれいな立ち姿になります。両手で飴袋を持たすときは、体の中央になるように持たせてあげてください。 |
ここからは、フォーマルなスタイルの写真撮影になります。七五三のときは、ご家族全員の集合写真と、お子さんだけのポートレートと二種類が大きく分けて考えられます。では、まずお子さんだけの場合をみていきましょう。
お子さんひとりのポーズ立ちのときは、まず着物をきれいに整えてあげてください。男の子であれば、袴の折り目の曲がりを正し、ピシッと筋を張ってあげてください。女の子の着物では、はだけがないよう整えて、髪の結いなども見てあげてください。振袖の返りを整えるだけでも一段ときれいに見えますので、覚えておくと便利です。特に七歳の女の子になると、体も大きくなるので、着物の乱れは目立ちますので注意してあげるといいでしょう。
立ち位置としては、カメラに対して少し斜めに立ち、顔は正面にカメラに向けてあげるといいポーズになります。
飴袋を持たす場合は、3歳児の女の子では、それまで持っていた巾着袋や扇子は、持たずに飴袋だけを両手で体の中央になるように持たせます。飴袋が大きく地面に付いてしまいそうなときは、少し上にして持たせてあげると形が整います。5歳児の男の子、7歳の女の子では、飴袋を両手で持たすほかに、片方の手で飴袋をもう片方で巾着や扇子を持たせポーズを取らせてもいいでしょう。
表情もおすましのポーズや少し笑顔のものなど、何パターンかを撮っておくといいでしょう。
次のページでは、定番の七五三の家族集合写真の撮り方をレクチャー、必見です。