写真撮影/ポートレートを撮る

私もきれいに撮りたい!撮られたい!

簡単に効果的に写せるポートレートのポーズ術をレクチャー。女性を撮るときも自分がきれいに撮られるのにも応用していただけます。

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド

なんや~また写真の相談かいなあ。ええでぇ~。で今日はなんや?なにぃ、きれいに女性を写して自分もきれいに撮られたい?そりゃあんた写真はウソつかへんからなぁ…そこをなんとか?よっしゃ!おっちゃんにまかしときぃ。なんとかしたるわ。ほないくでぇ~。

さぁて大阪のおっちゃん語り風のツカミはいかがだったでしょうか。

では、今回は、簡単に効果的に写せるポートレートのポーズ術をレクチャーしましょう。

きれいに見せる基本は立ち位置です

立ち位置足元
立ち位置の基本的な足元の揃え方です。足元がきれいだと全体も整います
まずポートレートを撮るときは、被写体となる相手にポーズを取ってもらうのですがこのときの立ち位置で大方の出来は大きく左右されます。それくらい重要なのものです。

この立ち位置は撮られる人からはどう立っていいのかなかなかわからないものです。プロのモデルさんなら上手にいくつもの見せるパターンを作ってカメラに向かってくれます。ですが、一般の方には撮る人が誘導してあげないと簡単には効果的なポーズは出来ません。

きれいに写る基本的な立ち方としては、左右どちからにカメラに向かって斜め45度に立ちます。体だけ少し斜めをむいて顔はカメラに向けてもらいます。これだけで立ち姿としてはきれいな形になります。

真正面に直立不動で写るとそのまま体の幅が出てしまうのですが、斜め立ちになることで半身程度に写り体のラインがきれいに作り出せることができます。

このとき全身も写すのであれば足元も揃えたいものです。斜めに向いた足元のカメラ側に向いた足、左斜め立ちなら右足、右斜め立ちなら左足をカメラに向けて揃えます。

こうすることで足元がきれいに揃い、写真写りもバッチリです。例として写真をアップしておきますので参考にしてください。

この段階までポーズを整えるときには、撮影者が被写体となる人に指示してあげることが大事です。

よほど撮られ慣れてる方でなければなかなかこのような立ち方はできないものです。手順としては、撮影場所が決まったら被写体の人のそばで立ち方を教えてポーズを決めてから撮影位置に戻りカメラを構えるのが少々手間ですが確実でしょう。

まず撮る人も事前に鏡の前などで立ち方などを実際にやってみるといいですね。そうすると説明するのにもどのように話しかけたらいいのかなど自分で組み立てが出来たりもします。一度自分で練習してみてくださいね。

次のページでは手元のポーズを作ってみましょう!

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