船にはどうやって乗る?

道具がひととおり揃ったところで、いよいよ実釣にでかけたいと思う。まずは、ボートシーバスを楽しむには船に乗らなくてはならない。まぁ、これは当然だが、以前も紹介したように、ボートには貸切サービスのチャーターボートと、ひとりでも乗ることができる乗合船がある。チャーターボートはその名のとおり、船を丸ごと貸り切ってしまうというもので、ある程度仲間に人数がいないとコスト的に高くついてしまう。乗合船は適正な価格でひとりから楽しめるが、周りは知らない人が多くなる。

どちらも同じようにシーバスの好ポイントへと案内してくれることには変わらないので、自分のスタイルに合わせることが重要になる。今回はひとりから行くことができる乗合船にどうやって乗るかを解説しておこう。

釣行日の設定

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釣行日を決めたときから釣りが始まる。あれこれ持ち込むルアーやタックルのことを考えているだけでワクワクしてくるから不思議だ
まずは釣行日を決めることからはじめる。当然、天気予報は十分確認しておくこと。内陸が穏やかでも海上はおおしけ、ということもあるのでなるべく詳しい天気予報を見ておくとよいだろう。

次に船宿に連絡を入れる。釣行日の少なくとも3日前、土日に行く場合は1週間前ぐらいには連絡しておきたい。また、早朝から日中はスタッフが海上にいることが多いので、なるべく夕方から夜8時の時間帯に電話を入れるとよいだろう。メールを受け付けてくれるところならそちらを利用するのもひとつの方法だ。

このとき、魚の近況やヒットルアー、オススメタックルやメソッドなどを聞いておくとよい。あれこれイメージを膨らませるだけで、釣行までの間が楽しくなるはずだ。

釣行前日になったら、再度船宿に連絡を入れよう。悪天候で出港できないこともあるので、事前によく確認しておくこと。その船宿を使うのが始めてだったら、待ち合わせ場所や所在地についてもう一度聞いておこう。また、タックルの積み残しがないか十分注意してほしい。どのようなタックルが必要になるかは前回、前々回の記事を参考にしよう。また、早朝出発のときは早めの就寝が基本。特に船酔いの心配がある人は睡眠時間には十分配慮しておいてほしい。

当日はどうする?

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ガイドがよく行くシーバス乗合船「スズヤ」さんは船着場が集合場所。車で来たお客さんがいれば駐車場まで案内してくれる
当日は釣り船がある港や船宿で集合となる。最低でも30分前には到着して、乗船の準備をしておくのがマナー。料金の支払いを済ませ、ウエアの着替えやタックルを船に積み込んで置けるよう時間には余裕を持つようにしてほしい。時間帯によっては渋滞することもあると思うので、集合時間に遅れないようくれぐれも注意しなければならない。特に乗合船の場合、遅刻すれば他のアングラーにも迷惑が掛かるので気をつけてほしい。

タックルを持って船に乗り込んだら釣り座を決める。シーバスの場合、ほとんど片舷か、ミヨシに固まって釣ることになるため、スタッフのアドバイスに従うことが重要。初めて行く船で、勝手が分からなかったら船長やスタッフに席を決めてもらうとよいだろう。


これは船を上から見た図。キャビンの位置などは各船によって違うが、基本的に船主(前)側の釣り座を「ミヨシ」、船尾(後)側の釣り座は「トモ」と呼ぶ。進行方向の右の席が右舷側、左側は左舷側になる。ボートシーバスの場合はストラクチャーに近づいてキャストしたりするので、潮流や風向きによって、どちらかの舷に固まったり、場合によってはミヨシに固まることもある。どの場合もスタッフのアドバイスを良く聞いて行動しよう。

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