フラワーアレンジメント/花のタイプ別フラワーデザイン

【11月の花】マリーゴールド

12ヶ月のお花シリーズ第34回目。今回は、オレンジや黄色が目に鮮やかな「マリーゴールド」をクローズアップ。知っているようで知らなかった事や、お花の知識に役立ててください。

大西 里美

執筆者:大西 里美

フラワーアレンジメントガイド

フラワーアレンジに役立つ!花の大事典シリーズVol.34です。今回は、見ているだけで元気が出そうなお花「マリーゴールド」です。

**マリーゴールドの花言葉は「健康」!**

暖色系が多いお花マリーゴールド
学名Tagetes
分類キク科タゲテス属
原産地中央アメリカ
別名サンショウギク(山椒菊),センジュギク(千寿菊),マンジュギク(万寿菊),クジャクソウ(孔雀草),コウオウソウ(紅黄草)
開花時期夏―秋
花言葉可憐な愛情・健康・嫉妬・別れの悲しみ・友情・予言・悲哀・勇者・悪を挫く・絶望・粗野な心情・生きる・嫉妬心etc
◎橙 予言・真心
◎黄 健康・可憐な愛情・下品な心
◎八重 いつもかわいい
◎フレンチ 嫉妬・大人びた配慮

**ハーブとしても有能な「マリーゴールド」**



春から秋までよく花壇で見かける黄色やオレンジのお花、それが「マリーゴールド」です。名前の由来は、聖母マリヤの黄金を意味するという説があります。

このマリーゴールドは大きく分けて2種に分けられます。一つはよく花壇で見かける「フレンチマリーゴールド」。フランスからヨーロッパに広がったことからフレンチと呼ばれるようになったそうです。また、フレンチマリーゴールドはアブラムシを食べてくれるテントウムシを誘うともいわれているようです。

もうひとつは草丈が高くなる「アフリカンマリーゴールド」。後者は切花としてよく見かけますね。産地によってはアメリカンやメキシカンともいわれているようです。フレンチに比べて成長が早いそうです。

このタゲテス属にはセンチュウという害虫を殺す作用があるといわれています。また、独特な香りが虫除けとしての作用があることから葉や花をドライポプリにすることで、防虫剤としての利用もできるということです。

ほかにハーブとして「ポットマリーゴールド」や「コモンマリーゴールド」がありますが、こちらは属が違いカレンデュラ属になります。ハーブティやローション・クリームとして使用できます。口臭予防や肌の調子を整える作用があるそうです。また、月経時のトラブルを軽くしてくれる作用もあるそうですよ。

もっと身近に楽しみたくなる「マリーゴールド」。ぜひ、ライフスタイルにプラスしたいお花ですね。

**マリーゴールドの参考サイト**


  • マリーゴールド [from植物園へようこそ!-]
  • マリーゴールド [from 季節の花300-]
  • マリーゴールドの花物語[from Kyoto Shimbun さこっちのお花畑-]
  • 【編集部おすすめの購入サイト】
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    ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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