オークションに参加するには
カンノサカンの作品《HW2001070》のページ 作品の基本情報だけでなく、解説もバイリンガルで掲載されている |
どちらとも必須ではありませんが、カタログには作家名や作品タイトル・サイズ・素材などの基本情報に加えて、サインや額装の有無など付加的に作品の価値にも関わる様々な情報が記載されていることが多く、下見会は実際にそれらを目で見て確認するための機会だからです。
作品にはオークションハウスが査定を行ったエスティメイト(落札予想価格)が設定されているので、参加者はこれを参考にしつつ、カタログや下見会で作品を確認しながら予算を立てることになります。
シンワアートオークションの場合、オークション開催の約3週間前にカタログが完成。申し込んでおくと自宅まで郵送されてきます。
今回のカタログには全出品作家の略歴と解説がつき、一部作品の紹介文も掲載されるなど、ちょっとした展覧会カタログ並みの情報量があり読みごたえがありました。
オークション下見会の様子 |
前回の「コンテンポラリー アート オークション」と同様に前夜祭「クラブナイト・プレビュー」も開催され、オークション参加者だけでなく、関係者からオークションに興味を持った学生の方まで様々な方が下見会を楽しんでいました。
オークション開催にあたって行われる下見会は、いちど人の手に渡ってしまった作品が公開される貴重な機会です。普通のギャラリーや美術館を訪れるのと同じ感覚で利用してみるのもいいでしょう。入場料もかかりません。
- 現代美術+オークション=クラブ?な一夜…シンワアートオークション2006年12月の「クラブナイト・プレビュー」をご紹介したアート・美術展ガイド記事
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