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飾る絵1枚で上品な廊下に変身

自宅にアート作品を飾ってみよう!美術館などで鑑賞するのとはまた別の楽しみがあります。作品をどのように選べばいいのか、どのような場所で購入すればいいのか、といったことを簡単にご紹介します。

執筆者:橋本 誠

文章:橋本 誠(All About「アート・美術展」旧ガイド)

家に絵を飾ってみよう!

突然ですが、皆さんは絵画などのアート作品をお持ちですか?自宅に飾っていますか?

アート作品は美術館やギャラリーなどで鑑賞するだけでなく、お気に入りを購入して部屋などに飾ってみるのも楽しみ方のひとつ。リビングはもちろん、廊下や寝室などちょっとしたスペースにアート作品を飾ることで、華やかな空間になります。

高価な大作、著名作家の作品に手を出すのは金銭的にも勇気が入りますが、リトグラフや若手作家の作品などには、ちょっとしたインテリア感覚で買える価格帯の作品だってあります。

今回は、家に飾る作品をどのように選べばいいのか、どのような場所で購入すればいいのか、といったことを簡単にご紹介したいと思います。

飾る場所を探す

飾る場所を探す
廊下の突き当たりや寝室の壁面など、ちょっとしたスペースでも絵を飾ると雰囲気が大きく変わる
さて、今回はコレクターになるための記事ではありませんので(笑)何よりも実際に作品を飾る場所から探してみましょう。

狭い日本の住宅事情ですからお悩みの方も多いかもしれませんが、玄関や廊下、寝室、部屋の壁から突き出した柱など、壁面には小さくても空いているスペースが必ずあると思います。

そこが、殺風景で「ちょっと寂しいな」と思えるような場所だったり、廊下の突き当りなど何となく目が行くような場所であればしめたもの。そのような場所に、小さくてもセンスのいい絵を飾ってみるとかなり雰囲気が変わるはずです。

また、下記のようなポイントも参考にしていただいて、実際にどのように作品を飾れそうか検討してみましょう。
  • 壁は穴を開けられる状態か…ある程度重さのある絵を飾るためには、釘やねじなどを使う必要があります。画鋲がしっかりと入る壁なら問題はないと思いますが、コンクリートのように堅い壁には専用のねじや道具が必要になりますし、逆に弱すぎる壁も考えものです。難しそうな場合は、天井からワイヤーで吊るす、イーゼルに立てかけるなど別の方法を考えましょう。
  • 適度な明るさがあるか…せっかく作品を飾っても、暗くて見えない場所では意味がありません。飾りたい部分への光のあたり方をチェックしましょう。暗い場所では別途照明の設置をした方が見栄えがよいですし、逆に直射日光がきつい場所は作品の保存の観点から避けた方が良いでしょう。
  • 湿度は適当か…作品の素材にもよりますが、温度や湿気にも注意。特に自宅の場合、キッチンやバスなど水まわりは避けたいところです。そのような場所に飾る場合は、少なくとも額装をした方がよいでしょう。

次のページでは、作品の購入方法などをご紹介します!
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