文章:橋本 誠(All About「アート・美術展」旧ガイド)
2006年10月のおすすめ展覧会・イベント情報をお届けします。- ピカソとモディリアーニの時代(1p目)
会期 2006年9月2日(土)~2006年10月22日(日)
会場 Bunkamuraザ・ミューアム(東京・渋谷) - ビル・ヴィオラ:はつゆめ
会期 2006年10月14日(土)~2007年1月8日(月・祝)
会場 森美術館(東京・六本木) - アイドル!
会期 2006年10月7日(土)~2007年1月8日(月・祝)
会場 横浜美術館(神奈川県横浜市) - 伊東豊雄 建築|新しいリアル
会期 2006年10月7日(土)~12月24日(日)
会場 東京オペラシティアートギャラリー(東京・初台)
リール近代美術館所蔵
ピカソとモディリアーニの時代
アメデオ・モディリアーニ《母と子》1919年 油彩、キャンヴァス |
リール近代美術館は1983年に開館した美術館で、キュビスムの作家やモディリアーニの大コレクターであった美術愛好家らによって寄贈された作品を中心として、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、フェルナン・レジェ、ジョアン・ミロなどの傑作を多数所蔵する美術館です。
今回の展覧会では、「ピカソ/キュビスムの世紀」「モディリアーニ/芸術の都パリ」「ミロ/シュルレアリスムから抽象画へ」「ビュッフェと素朴派/二極化する具象表現」と、美術館の所蔵作品を4章に分けて紹介しています。
例えば第2章「モディリアーニ/芸術の都パリ」では、20世紀前半に活躍したエコール・ド・パリ(※)を象徴する画家モディリアーニのコレクションから《母と子》などの傑作を出展。モーリス・ユトリロやジョルジュ・ルオーなど個性的な作家の作品も合わせて紹介します。
※「パリ派」の意。20世紀前半、各地からパリのモンマルトルやモンパルナスに集まり、ボヘミアン的な生活をしていた画家たちを指す。特定のスタイルを持っているわけではなく、個性的な画家が多い。
ピカソやモディリアーニを中心に、20世紀を代表する画家たちの作品約100点が一堂に会する展覧会。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
<巡回予定>
- 北九州市立美術館 2006年11月18日(土)~2007年1月14日(日)
- 大丸ミュージアム・梅田 2007年1月18日(木)~2月4日(日)
【ピカソとモディリアーニの時代】
■会期 2006年9月2日(土)~2006年10月22日(日)
■会場 Bunkamuraザ・ミューアム(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F)
■休館日 なし(開催期間中無休)
■開館時間 10:00~19:00(毎週金・土曜日21:00まで、入館は閉館の30分前まで)
■入場料 ( )は20名以上の団体料金
大人 \1,300(\1,200)
大学・高校生 \900(\800)
中学・小学生 \600(\500)
■問合せ 03-3477-9252(Bunkamuraザ・ミュージアム)
■主催 Bunkamura/毎日新聞社
■後援 フランス大使館
■協力 エールフランス航空
■企画協力 ホワイトインターナショナル
詳しくはBunkamuraザ・ミュージアム ホームページにて。
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