電子マネー/電子マネーの仕組み

電子マネーの種類(2ページ目)

同じようにみえる電子マネーですが、それぞれ特徴があります。うまく使うにはその違いを知っておくのが大切。一番大きな違いはプリペイド型(前払い方式)とポストペイ型(後払い方式)、それぞれ入金の方法から精算の仕方まで違いますから、個々の特徴を押さえて使い分けるようにしましょう。

岩田 昭男

執筆者:岩田 昭男

クレジットカードガイド

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ネット利用の急増で伸びが期待されるサーバー型電子マネー

サーバー型電子マネーは、ネットの中で、買い物をしたり、ゲームをするときに便利です。巣籠もり消費でネット利用が隆盛になるに伴い、取扱高も急速に伸びています。とくにデジタルコンテンツやオンラインゲームでの支払い、アイテムの購入の時に使われているようです。また、出会い系サイトやアダルトサイトにも使われており、様々な問題発生の要因ともいわれています。

野放しだったサーバー型電子マネーにも法規制の網
 

先のプリペイド型(前払い方式)電子マネーは、これまでプリカ法(前払式支払証票)で規制され、電子マネー事業者は、発行額の半額を供託するように義務づけられています。しかし、サーバー型に関しては、規制の対象外だったので、これもあってトラブルが多発する原因になっていたと思われます。しかし、最近成立した資金決済法にプリカ法も含まれることになり、同時にサーバー型電子マネーも発行額の半額を供託するように義務付けられるようになりました。これによってトラブルの減少も期待されます。


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