家計簿・家計管理/性格別の家計管理術

今年こそ貯める! お金のざっくりカレンダー(2ページ目)

年始にたてた貯蓄の目標。なんとしても、挫折しないで達成したいですよね。そのためには、貯蓄計画だけでなく、「お金を使う計画」も立てておくことが必要です。そのためにぜひ作ってみてほしいのが、「お金のざっくりカレンダー」です。

やがら 純子

執筆者:やがら 純子

マネープラン入門ガイド

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準備プランを作ろう!

金運のトラ。頭に円マークが!

金運のトラ。頭に円マークが!

次に、毎月、何のためにいくらずつ貯めていくかという、「お金の準備の予定」を書き込みます。

下の例は、(将来のために使わずにとっておく貯蓄とは別に)月々2万5,000円くらいまではお小遣いや生活費の節約でなんとか捻出できるという場合です。

早めに、少しずつ準備を始めると安心ですね

早めに、少しずつ準備を始めると安心ですね


■夏休みの旅行は海外に行きたいので、毎月5,000円ずつ積み立てることにしました。それで足りない分はボーナスで補充しますが、ボーナスを際限なく使ってしまわないように目安金額を決めておきます。
■GWの遊びよりも、友人へのご祝儀のほうが重要なので、ご祝儀代を先にキープします。
■夏前までに出費が多いので、SALEの軍資金は「節約の頑張り次第」と考えました。
■帰省は必須なので、クリスマス費用よりも優先的に。
■ボーナスをしっかり貯蓄に回せるように、クリスマスに使う分の上限を決めておく。
 

貯めるコツ

年間を通して積み立てていくお金は、銀行口座などで積み立てるのがいいでしょう。ご祝儀など数ヶ月後に使うものも、銀行預金でももちろんいいのですが、自宅管理でも構わないと思います。予定ごとに封筒を用意し、お給料が入ったらすぐお金をその封筒に入れて貯めていきます。封筒を分けることによって、他のことに使ってしまうことなく確実に貯められます。

こういう「近いうちに使うお金」は、「将来に向けて貯めるお金」とは別に考えましょう。将来に向けて貯めるお金からちょこちょこと引き出して使っていると、「来月、旅行に行きたい。あの預金を少し引き出しちゃおう」と、安易に貯蓄を取り崩す癖がついてしまいます。それでは、将来のためのお金がなかなか増えていきません。

年間の支出予定を確認し、早めに準備をすることによって、ご祝儀などの出費に慌てることもなくなり、将来のためのお金も着実に貯めていけるようになるでしょう。


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