注文を出す際に成行注文にしようか、指値注文にしようか迷ったことが誰にも一度はあると思います。

指値注文、成行注文のどちらがいいかは、ケースバイケースですので一概には言えませんが、今回は順張り系(高値更新銘柄の買い付け)と逆張り系(暴落銘柄の買い付け)の2パターンで検証してみました。

順張り系(高値更新銘柄の買い付け)

前回の記事と同様の売買ルールで、買いの場合の注文方法を成行と指値に変更し、それぞれ検証を行いました。

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1.順張り系(高値更新銘柄の買い付け)1
期間:2002年~2009年12月
買いルール:終値が過去60日間の高値を更新したとき
注文方法:翌日に成行注文
売りルール:終値が過去5日間の安値を更新したとき
注文方法:翌日に成行注文
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[バックテストの集計結果]
勝率: 41.88 %
勝ち数: 10,077 回
負け数: 13,985 回
引き分け数: 364 回

平均損益(円): 3,847 円  平均損益(率): 2.40 %
平均利益(円): 25,695 円  平均利益(率): 15.47 %
平均損失(円): -11,796 円  平均損失(率): -6.95 %

PF(*): 1.570
平均保持日数: 25.63 日
*PF=Profit Factor(総利益/総損失)

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2.順張り系(高値更新銘柄の買い付け)2
期間:2002年~2009年12月
買いルール:終値が過去60日間の高値を更新したとき
注文方法:翌日に前日の終値で指値注文
売りルール:終値が過去5日間の安値を更新したとき
注文方法:翌日に成行注文
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[バックテストの集計結果]
勝率: 41.09 %
勝ち数: 9,674 回
負け数: 13,872 回
引き分け数: 359 回

平均損益(円): 3,745 円  平均損益(率): 2.31 %
平均利益(円): 25,539 円  平均利益(率): 15.37 %
平均損失(円): -11,357 円  平均損失(率): -6.74 %

PF: 1.568
平均保持日数: 25.26 日

上記の売買ルールでは指値注文、成行注文で大きな違いは見られませんでした。
強いて言うならば、成行注文のほうが勝率、平均損益、トレード回数において若干指値注文よりも上回っている結果となりました。