All About「みんなの1票」で「あなたの好きな日本人作家は?」というアンケートを実施。その結果、409人の方に回答をいただきました。ユーザーが選んだ作家は……。ベスト10を発表します!

第10位 宮本輝

錦繍
メール全盛の今だからこそ心に響くかもれない、書簡体の小説。再会した男と女が、ずっと秘めていた想いを打ち明けあう。
まずは芥川賞選考委員もつとめるベテラン作家がランクイン。デビュー作と芥川賞受賞作を収録した『蛍川・泥の河』や自伝的長篇『流転の海』など、“宿命”に翻弄される人間を情感たっぷりに描いているところが人気の秘密だろうか。

おすすめの1冊は『錦繍』。愛し合いながら別れた男女が再会。お互いに秘めていた想いを手紙で打ち明けあう。紅葉を見に行きたくなる。

■最初に読むならこの1冊
<DATA>
タイトル:『錦繍』
出版社:新潮社
著者:宮本輝
価格:460円(税込)

宮本輝公式サイト





第9位 重松清

その日のまえに
大切な人との永遠の別れの時を丁寧に描いた連作短編集。号泣する人多数。
第9位は重松清。いじめをテーマにした『ナイフ』、少年犯罪をテーマにした『エイジ』など、今を生きる人たちの苦しみに対峙した作品でブレイクした。ごく普通の家族をリアルに描くのが巧い。

おすすめの1冊は『その日のまえに』。大切な人の死に向き合う人々を丁寧に描き共感を得た。テレビで紹介されたのがきっかけで、大ベストセラーに。

■最初に読むならこの1冊
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タイトル:『その日のまえに』
出版社:文藝春秋
著者:重松清
価格:1,500円(税込)




第8位 林真理子

ルンルンを買っておうちに帰ろう
敢えて小説ではなく著者の原点になったエッセイを。女性の本音を赤裸々に綴った文章が支持された。
第8位に選ばれた林真理子は、女性の本音を赤裸々に描いた小説・エッセイが人気。ファッション誌から男性週刊誌まで多数の連載を持つ。自分の欲望に正直な生き方をお手本とする女性も多い。

おすすめの1冊は『ルンルンを買っておうちに帰ろう』。ヒガミ、ネタミ、ソネミ。誰もが持っている負の感情をユーモラスな筆致で吐露し、絶賛されたデビューエッセイ集だ。著者の原点はここにあり。

■最初に読むならこの1冊
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タイトル:『ルンルンを買っておうちに帰ろう』
出版社:角川書店
著者:林真理子
価格:460円(税込)


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