タイムリーな一冊「落語娘」
落語娘 (講談社文庫) 永田 俊也 |
内容も噺家と落語界(けっこうディープに)にスポットを当てた内容なので、私のようなひねくれた落語ファンでも楽しめるはずです。「たぶん、ドラマか映画化されるだろうなぁ」と思ってたら、すぐに映画化されました。
映画「落語娘」
落語娘 [DVD]発売予定日は2009年3月4日:ミムラがむちゃくちゃキュートです。 |
落語界という男性中心の古典芸能世界で強く、時には切なく落語に真摯に取り組む女流噺家を女優のミムラが明るく演じきっています。
映画「落語娘」のあらずじ
大好きな叔父によって魅せられた、落語にのめりこみ、大学の落研で腕を磨き続けた主人公・香須美(ミムラ)。しかし、憧れの師匠・三松家柿江(益岡徹)には入門することができずに、腕は認められながらも破天荒な行動から落語界のつまはじき物である、三々亭平佐(津川雅彦)に入門。男社会である落語界で、女前座として日々奮闘。しかし、自分の思いとは裏腹になかなか認められず、それどころか問題児の師匠である三々亭平佐の尻拭いばかり。年頃の女性のように恋もできず、噺家としても明るい未来が見えてこない...日々。
そんなある日、師匠の平佐(津川雅彦)が、「この噺を演じたものは災いが降りかかる」という落語界における禁断の噺「緋扇長屋」に挑むことになる。
禁断の落語「緋扇長屋」とは?平佐の運命は?そして、香須美は噺家としての道を続けるのか?
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