デアゴスティーニとは人の名前?

全国各書店で平積みされている、分冊百科事典でおなじみのデアゴスティーニの全シリーズ(日本発売版)が飾られた棚は壮観
もともとはイタリアの地理学者ジョバンニ・デ・アゴスティーニが1901年に設立した地図出版研究所。1959年にイタリアでパートワーク方式(分冊百科)による専門分野的な百科事典を発刊し大好評となり、現在ではイタリア総本社を中心に世界33ヶ国にデアゴスティーニ・グループとして進出しています。

日本への進出は1988年。進出当時は海外シリーズの翻訳物のみでしたが、日本オリジナルの企画も増え、日本国内で販売数を飛躍的に増やしているようです。

デアゴスティーニの特徴は、そのマニアックとも捕らえられるほど、ジャンルやテーマに絞った特化性と専門性。それをシリーズとして2,3年かけて週刊(あるいは隔週刊)として長期間、定期的に発刊していく販売スタイルです。

現在、その一番の魅力となっているのは、個性的で緻密な付録でしょう。音楽CD・映像DVDは品質が高く、なおかつ低価格で購入しやすい。特に毎号付いているパーツを集めると、精密な模型などが完成するシリーズはコレクション心を大いに刺激し熱狂的ファンも多いようです。

落語ファン待望の前代未聞の落語コレクション

発刊前より、落語ファンの中で話題になっていた「隔週刊 落語百選 DVDコレクション」の創刊号
今回は、10/7(火)に発売される『隔週刊 落語百選 DVDコレクション』について、この企画の担当者の方に詳しい内容を聞いてまいりました。担当者とのインタビュー形式でどうぞ。

落語ガイド(以下ガイド):
今回は取材にご協力いただきありがとうございます。

デアゴスティーニ・ジャパン マーケティング部/プロダクトマネージャー嶋田典子さん(以下嶋田):
こちらこそ、よろしくお願いします。

ガイド:
なぜ、今回、デアゴスティーニで落語を取り上げたのですか?

落語コンテンツはパートワーク向き(分冊百科)

嶋田:
実は落語の企画は3年くらい前から考えていました。まずは、どんな形式で出せばいいのか? と様々なデータリサーチを行ったり、落語コンテンツを持っている企業と話し合いを持たせていただきました。

その結果、落語はデアゴスティーニが取り扱うパートワーク向きなコンテンツだと確認することができました。

まずは、落語は日本を代表する伝統芸能として長い歴史を持っていて、演目(特に古典落語)数も多く、演じる噺家さんもたくさんいる、すごく奥が深い芸能であること。

また、昔から落語に精通されている方もいれば、ここ数年の落語ブームで好きになった方もいて、老若男女楽しむことのできる客層の幅がとても広いということです。

それと、落語のCDやDVDは通常のレコードショップやビデオ店では数多く取り扱っているところは少ないようで、特に地方ではなかなか日常的に落語を聞いたり、見たりする機会はあまりないようです。

そういった点を踏まえて、隔週で定期的に全国各地の一般の書店で手軽に入る弊社の分冊百科という形式であれば、落語を身近に楽しんでもらうことができるし、ニーズもあると考え発刊に至りました。

ガイド:
満を持して出す落語シリーズなんですね。発刊期間はどれくらいになるのですか?

嶋田:
隔週で全50巻ですので、足掛け2年に渡って出すシリーズとなります。

ガイド:
それは、凄い。私が知る限り、落語の企画(書籍・DVD)でこれほど長期間で、なおかつボリュームのあるものは初の試みだと思います。

こだわりのオリジナルDVD映像

寄席や落語会で見ているような臨場感を自宅で気軽に楽しめる、オリジナルの撮り下ろし映像は必見:画像は出演者の人気噺家・柳家喬太郎
ガイド:こういった落語の企画の場合、CD録音が多いのですが、なぜ、DVD収録にしたのですか?

嶋田:
落語にちょっと興味を持った方や初めて落語に触れる方にも分かり易い形式をと考えた時に、音だけでなく、噺家の表情や動きなど視覚的にも訴えるDVD映像のほうがとっつきやすいと考えました。

ガイド:
なるほど。このDVD映像は『隔週刊 落語百選 DVDコレクション』ためのオリジナルらしいのですが?

嶋田:
はい、デアゴスティーニだけのオリジナリティを出したいと考えていましたし、生の寄席や落語会で見ているようなライヴ感を味わっていただきたいので、全編撮り下ろしのオリジナル映像とさせていただきました。

ガイド:
それは凄くいい! 全50巻(100席)すべてが「隔週刊 落語百選 DVDコレクション」だけの撮り下ろしのオリジナル映像となれば購買意欲も掻き立てられますね(興奮)。


【関連サイト】
・デアゴスティーニ・ジャパン公式サイト隔週刊 落語百選 DVDコレクション

次ページさらに詳しく、DVDの内容について伺いました。