天才・噺家出現
言葉の嵐 (単行本) :春風亭小朝が落語、芸能、芸術、人間性について書いた、書き下ろしエッセイ。 |
入門10年目で36人抜きというスピード出世で真打昇進。その後も、活動の場は落語界だけにとどまらず、テレビ、映画、舞台、音楽界と幅広く活躍しているのはみなさんも周知のとおりだと思います。
伝説的エピソード
明石家さんまが2代目笑福亭松之助の弟子で噺家出身であったことは有名な事実。そのさんまが若い頃に小朝に「落語で成功して下さい、僕は落語を辞めてテレビで成功しますから」と話したことがあるらしい。お笑い、テレビ・メディアの寵児であるさんまが兜を脱ぐほど、小朝の芸は傑出していたといえるエピソードです。
噺家・春風亭小朝
いま、胎動する落語―苦悩する落語2:落語の過去から未来までを春風亭小朝がたっぷり語ってます。この一冊を読むと小朝の才能の多様さに打ちのめされます。 |
現在のような落語ブームとなる前から、都内だけでなく全国各地で数多くの落語会や独演会を開催していました(現在でも年間、100本以上の高座を務めている)。
今、地方にこれだけ頻繁に落語会が開催されつづけているのは、テレビ・メディアで売れっ子の噺家達が地方公演をし続けてくれた影響もあると思います。春風亭小朝はそんな売れっ子噺家の筆頭です。
【関連サイト】
・春風亭小朝オフィシャルブログ
・春風亭小朝公式サイト
次ページではプロデュサー・春風亭小朝について紹介します。