落語史上屈指のサラブレット噺家

志ん朝の高座 (単行本)
志ん朝の高座 (単行本) :志ん朝の魅力を写真とともにたっぷり紹介してくれる古今亭志ん朝本の決定版。美しい志ん朝の高座写真がたっぷり掲載されてます
古今亭志ん朝(ここんていしんちょう)、本名:美濃部 強次(みのべ きょうじ)。昭和の名人と歌われた五代目・古今亭志ん生の実子であり、兄は十代目・金原亭馬生。

1957年2月 実父5代目古今亭志ん生に入門。前座名は父の前座名朝太。
1959年3月 二つ目昇進。
1962年5月 5代目春風亭柳朝らと共に真打昇進し36人抜きで、3代目古今亭志ん朝襲名(入門後わずか5年で真打昇進)。
1978年5月 落語協会分裂騒動で落語協会を脱会し落語三遊協会に参加、数日で落語協会復帰。
1996年8月1日 3代目三遊亭圓歌の後任で落語協会副会長就任。
2001年10月1日 肝臓癌で死去。享年63歳。

不出の逸材

名人―志ん生、そして志ん朝 (文春文庫 こ 6-19)
名人―志ん生、そして志ん朝 (文春文庫 こ 6-19) :古今亭志ん生・志ん朝に焦点を当てた、落語評論本。
名門噺家の血筋と、風貌、そして芸の確かさで、若いうちから落語界だけでなく、メディアや舞台等で引っ張りだこ。当時の人気ぶりから神風タレントと呼ばれた。

メディアの寵児として忙しい日々を過ごしながらも芸の研鑽は怠ることなく、寄席や落語会は常に超満員という人気を博し、正統派の江戸前落語を基本として芸は同業者からの評価が非常に高く将来の名人を約束された噺家であった。

また、人格者でもあり、落語ファンだけでなく多くの人々から愛され、芸能界でも尊敬されていた。落語界が斜陽期の昭和から平成にかけて落語界を背負い続けた不出の逸材であり、多くの弟子を育てるだけでなく、その芸と人柄は現在でも多くの噺家に影響を与え続けています。

【関連リンク】
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