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音楽ドキュメンタリー『DIG!』に夢中

4/1[土]~『DIG!』は1960年代ガレージ系サウンドを醸し出すブライアン・ジョーンズタウン・マサカーとその良き友人にして、ライバルのダンディ・ウォーホルズの姿を7年も追った秀作

執筆者:南 樹里

『DIG!』を観ました

クソくらえ!

『DIG!』(2004)[DiG!]

『DIG!』(2004)[DiG!]

『DIG!』(2004)[DiG!]

『DIG!』(2004)[DiG!]
(C) 2004 Dig LLC. All Rights Reserved.

当時ほぼ無名の2バンドを7年間にわたって撮影。そのあまりの面白さは映画クリエイターたちをも唸らせ、ドキュメンタリー映画のニュー・スタンダードとして世界中の観客から大喝采を浴びている

<<1990年、ヘイト・アシュベリーにて結成、1960年代ガレージ系サウンドを醸し出すブライアン・ジョーンズタウン・マサカー(BJM)。その良き友人にして、ライバルでもあるポートランド出身のダンディ・ウォーホルズ(DW)。出会った瞬間から両バンドは深い絆で結ばれる。しかし…。>>

期待していなかったけど、見ている間に夢中になっていたのがこのDIG!―事前知識は、音楽モノのドキュメンタリーというだけで、 アントン・ニューコム[Anton Newcombe], leader of The Brian Jonestown Massacreもピンとこなけらば、、もちろんコートニー・テイラー[Courtney Taylor], head of the Dandy Warholsもだ。

でも後半になって、ヨーロッパで火がついたきっかけ――vodafoneのCMソングであったザ・ダンディ・ウォーホールズの姿を見られ、あのグループかと気が付く始末。とほほ。気になっていながら曲名を調べなかったあの曲、翌日、ソッコーでアルバムを購入に行きました。

伝説になるであろう姿を7年に追って撮り続けたモノ。きっと後年になって貴重な映像となること疑いなし。二人の世界は分かれちゃたけど、それはそれで。後味の良い作品。

音楽モノのドキュメンタリーで、一番楽しんだ作品なのは間違いなし。手元にDVDを置きた~い!!アメリカの音楽雑誌[BLENDER]が実施したロックンロール映画ベスト10では第1位の「スパイナル・タップ」などに続く堂々の第8位。

前売り特典の缶バッジは数種類あるようです。幸いコートニーをゲットして大喜びしてるミーハーなヤツ=南です。

『DIG!』
[DiG!]
2006年4月1日[土]~シアターN渋谷にてロードショー
監督・脚本・製作・編集:オンディ・ティモナー 
出演:ブライアン・ジョーンズタウン・マサカー、ダンディ・ウォーホルズ、デヴィッド・ラシャペル、
グレッグ・ショウ(BOMP!レコード)、ニナ・リッター(エレクトラ)、アダム・ショア(TVTレコード)ほか

2004年/アメリカ/1時間55分/キングレコード配給
日本語字幕:落合寿和
公式サイト:http://www.kingrecords.co.jp/dig/

 

※著作権は撮影者・南樹里及びオールアバウトに帰属します。
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