『血と骨』『オールド・ボーイ』はキョーレツでした

『血と骨』 

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作品名

『オールド・ボーイ』

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原作:梁石日氏の同名小説 第11回山本周五郎賞を受賞
原作
原作:マンガ 作:土屋ガロン 画:嶺岸信明

『血と骨』『オールド・ボーイ』

翻弄する男、金俊平

翻弄

『血と骨』『オールド・ボーイ』

翻弄される男、オ・デス

暴力と欲望のままに生きた男、金俊平(ビートたけし)を描いている。1923年、金俊平は、ひとはたあげるため済州島から大阪に船でわたり、一角の長屋に居を構えた。飲み屋を営んでいた英姫(鈴木京香)を強引に妻にする。一緒に暮らす子供たち、花子(田畑智子)と正雄(新井浩文)でさえも酔っては暴力をふるう父に怯えていた。のちに、かまぼこ屋を開業、そして自分が富を得るために、家族・従業員を徹底的にこき使う。また金銭へのあくなき執着から高利貸しへと転じていく。やがて「俊平の息子」と名乗る、朴武(オダギリジョー)が、ひょっこり訪ねてくる。生まれてこの方、父親からの愛情も面倒もうけたことがない子も加わり…その憎しみの渦は広がり、それまで以上の骨肉の争いをくりひろげることに…。生涯「おまえはわしの骨(クワン)だ」と叫び父、運命は過酷な終末を用意したていた。
ストーリー
平凡な人生をおくっていたオ・デス(チェ・ミンシク)は、ある日、突然、誘拐される。意識をとりもどすと見知らぬ部屋の中にいた。その日から理由も分からぬまま、監禁生活を過ごすのだった。そして15年が経った、ある日、突然、ビルの屋上で解放される。一体なぜ?と途方にくれた彼の前に謎の男、ウジン(ユ・ジテ)が現れ、「5日間で監禁の謎を解き明かせ」とゲームを持ちかけてきた。ゲームの負けは死を意味するのだが、ウジンは「復讐は健康にいい」と薄笑いを浮かべているような男。すし屋で生ダコに食らいつくオ・デスは気を失う。そんなオ・デスを快方してくれたのは、すし屋の板前、ミド(カン・ヘジョン)だった。ミドはオ・デスの監禁生活中の日記を読み謎解きの手助けをしてくれることになる。監禁中に食した中華料理店「青龍」を手がかりに、謎に近づいたとき、運命は過酷な結末を用意していた。
監督&共同脚本:崔洋一『クイール』 脚本:鄭義信 [2004年/日本/144分](R-15) 2004年11月6日 丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系にて公開
作品情報

監督&共同脚本:パク・チャヌク『JSA』 [2003/韓国/120分](R-15)2004年11月6日 シネマスクエア東急ほか全国松竹・東急系にて公開

『血と骨』『オールド・ボーイ』

2005年、アメリカ、イギリス、韓国で公開予定

国際的
単なる移民の話だとしてしまえば、それまでだけど、小説では見えない、俳優の気迫あふるる演技を楽しみたい作品。
ひと言
単なる復讐劇としてしまえば、それまでだけど、原作マンガとは違う予想外の結末と演じた俳優魂を見ておきたい作品。

『血と骨』『オールド・ボーイ』▼南の試写コメ も~んのすごいものを観てしまった。(ものすごい!ではなく、も~んのすごいのデス)。ビートたけしが演じているせいか憎憎しいはずの、金俊平が…なんとも人間らしくリアルでした。拒絶もしなけらば、共感もせず、感情移入もせず、こういう"生き方"の人がいたんだぁ~と客観的に観ていました。金の行動は、あるときには筋の通った行動に思えたり、でも結局は、自分の生きたい様に生きたのでしょう…ね。鈴木京香さんの変身ぶりが『39・刑法第三十九条』以上で、まさに『モンスター』のシャーリーズ・セロンばり。同じくオダギリジョー氏の演技力に圧倒され、次の週の記者会見(犬童一心監督作『メゾン・ド・ヒミコ』)が楽しみになりました。子供の話す言葉のリズムの可愛さにホッとしました。

[2004年10月1日 @松竹]

試写コメ

『血と骨』『オールド・ボーイ』▼南の試写コメタランティーノが審査委員長だからこそ、受賞できた映画ではあるかもしれない。(アメリカ・カナダの映画評からすると、よく理解できないタイプの作品らしい)。ダッグプレス風という意味では、「キル・ビル」的な部分もありアニメではないけれども、非常にコミック的な場面はあります。復讐劇のドロドロさに唖然とします。歴史をひっくりかえせば人間の残酷さはいくらでもありますが…。このあたりで好みが分かれてしまうかも。知覚神経を刺激する映像は、想像力でより痛々しく感じさせる。これはストーリーにも登場する。タブーと承知の上で犯す罪と、知らずに犯してしまった罰。モラルで考えると禁断の復讐。逆恨みともとれるけれど…。ただ他人事だからと不用意な態度をとることは、なきにしもあらず。思い知らされる。

[2004年8月30日 @メディアボックス]

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