テクノポップ/テクノポップ関連情報

チカチカ~ビニールハウステクノポップ

Hotatekno Label(あのデジタルスで知られる)から宮崎産名古屋発、胸キュンテクノポップ・男女ユニット、チカチカが遂にセカンド『チカチカロックンロール』をリリース。レコ発記念インタヴュー!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

「ベータービデオの悲劇」という「ラジオスターの悲劇」をオマージュした作品を作ったデジタルスという孤高のテクノポップバンドが居ます。デジタルスが中心となったレーベル、Hotatekno Labelからのセカンド『チカチカロックンロール』を出すのがチカチカ。中島竹清さん(作曲+ピコピコ)と 山崎八千代さん(作詞+ボーカル)にチカチカの生い立ちから最新作についてまでインタヴューしました。

チカチカの由来?

ガイド:
チカチカという名前はお二人にぴったりな気がします。ピコピコでもなくキラキラでもなくチリチリでもなく、チカチカになった理由は?

山崎八千代(以下 山): 
ありがとうございます。
元々、チカチカナイトというイベント名を私が考えたのですが、イベントをお休みしてる時期にユニット名としてもピッタリだと思い、拝借しました。たしかに、電気的で明るくてちょっとトンがってる雰囲気で好きな名前です。

中島竹清(以下 竹):
ライヴのフライヤーを見た時、英語名のバンドが多いので、カタカナだと目立ってました(笑)。擬音ってカワイイし、ちっちゃい子でも覚えれそうなので気に入ってます。

宮崎から名古屋へ

ガイド:
チカチカのお二人は、今話題の東国原知事の宮崎出身という事ですが、宮崎でテクノポップと触れ合う機会というのはあったのでしょうか? 宮崎にはいつ頃までいたんですか?

竹:
高校まで宮崎にいました◎。宮崎ではテクノポップを知る機会はなかったです。当時タワレコも無かったくらいですので・・・。
中学の時にCD屋から東芝EMIのカタログをもらってきた事があって、クラフトワークも気になったのですが、その時はアイアンメイデンを買いました。田舎モノのかっこいい音楽はメタルでした(笑)。高校の時は、60年代音楽とか、80年代だとテクノポップでなくギターポップを聴いてました。チカチカ結成も、テクノポップや打ち込みにはまるのも、名古屋に来てからです。

ガイド:
その後は名古屋を拠点に活動という事ですが、名古屋というのは意外ですね。

山:
大学が二人とも愛知県だったってだけなんです。名古屋は適度に都会と田舎が混ざってて生活しやすいです。

ガイド:
東京、大阪でもライヴをされたようですが、本拠地名古屋と比べてどうですか?

竹:
やはり、数だけで見ても大阪、東京は多いですよね! 名古屋だと、ぶどう÷グレープとか、ニートルーズ、TECHNOTRAINがいるけど数は少なめです。

Hotatekno Labelとの出会い

ガイド:
amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
メリー・メリー・キャンディショー
ファーストの『メリー・メリー・キャンディショー』から、あのデジタルスが所属する(自称)オホーツクの弱小テクノポップレーベル「Hotatekno Label」からですね。名古屋とオホーツク、遠い・・・ どのように接点が出来たのですか?

竹:
レコゲバさんというテクノポップDJの友達がいたのですが、その方がデジタルスと繋がりがあって電話ごしにチカチカの音源を聞かせてくれたみたいで。そこから名古屋とオホーツクの遠いつながりが始まりました。ちょっぴりドラマチック。。。
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