前作『Thrills』(2005年)のリリースの際はインタヴューをしたテクノ女番長、エレン・エイリアン(Ellen Allien)がApparatとのコラボ・アルバム『Orchestra Of Bubbles』を4月17日にリリースされます。

Apparatって誰?

エレンは、セカンド・アルバムのタイトル『Berlinette』からも判るように、ベルリンっ子です。さて、Apparatとは何者か? Apparat Organ Quartetというアイスランドのテクノ・バンドがありますが、別物です。本名はサッシャ・リング(Sascha Ring)で東ドイツ出身。1997年にベルリンに引越し、T.Raumschmiereと共に、ベルリンでShitkatapultレーベルを運営しています。と言う事で、今回はベルリン・コネクションです。エレンがテクノ寄りであるのに対して、Apparatは所謂エレクトロニカの人です。

異色のコラボ

異色のコラボというのはワクワクします。
例えば・・・
忌野清志郎+坂本龍一
Sharpe(シャカタクのビル・シャープ) And Numan(ゲイリー・ニューマン)

最近では・・・
ケツメイシと上戸彩

えらく例が飛びました。

でも、異色のコラボは必ずしも成功するとは限りません。

Orchestra Of Bubbles

amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
Orchestra Of Bubbles
01.Turbo Dreams
02. Way Out
03. Retina
04. Jet
05. Floating Points
06. Under
07. Edison
08. Leave Me Alone
09. Do Not Break
10. Metric
11. Bubbles


さて、今回のコラボはどうでしょう? タイトルにも関係すると推測しますが、ずばり、オーケストラルなストリングスも多用したメロディアスで美しい内容です。テクノとエレクトロニカにはそれほど距離感はなく、冒頭の「Turbo Dreams」からすんなりと引き込まれます。続く「Way Out」やラストの「Bubbles」では、エレンがヴォーカルをとっており、メランコリックな(New Orderのサビみたいな)情緒も漂います。インスト曲とエレンのヴォーカル曲が主体となって構成されていますが、Apparatが歌っていると思われる「Leave Me Alone」はかなり意外なエレクトロニカ風味のポップ・ソングです。

これはライヴでも見てみたいですね。

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エレンについては更にこちらでインタヴューしています。
Ellen Allienテクノ女番長

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