【パンク編】
70年代パンクと今のパンクは、意を異にする。いつしか(多分90年代)、パンクとは精神性を指さず、シンプルでロックンロールでラフな格好で演奏すれば、パンクと名乗れるようになった。特にアメリカのパンクは。全てがそうとは限らないけど。このペンシルヴァニア出身のパンク・バンド、Westonも『Splitsville』(1995年)、「ラジオスターの悲劇」をパンクポップにカヴァー。
本当は、The Presidents of The United States of Americaの1998年のシングル『Video Killed The Radio Star』(3曲目は、Culture Clubの「Do You Really Want to Hurt Me」)を掲載したいのですが、持っていませんので、ヒットのきっかけともなった1998年のサントラ『Wedding Singer』(ジャケ写はVol. 1と2を詰め合わせたもの)を紹介。所謂、『Romy And Michele's High School Reunion (ロミーとミシェルの場合)』と並ぶ、90年代後半の80年代リヴァイヴァル・サントラ映画です。すっかりチャーリーズ・エンジェルズのイメージが焼きついたドリュー・バリモアが、胸キュンの好演。僕もやられちゃいました。
パンクポップなカヴァー・シリーズ『Punk Chartbusters Vol. 2』(1999年)ではWarnstreikという知らないパンク・バンドが「ラジオスターの悲劇」をカヴァー。バンド名がドイツっぽいですね。確かのこのシリーズで、New Musikのカヴァーもあったはず。