パソコン・PC/パソコン基礎知識

パソコンで動画を再生するにはどんな環境が必要なの?

パソコンで動画を再生するには、動画の種類によってソフトや光学ドライブなどの用意が必要になります。しかし一体どの動画にはどんな用意が必要になるのか理解している方は少ないでしょう。そこで再生シーン別に必要となるものをまとめました。

内川 功一朗

執筆者:内川 功一朗

パソコンガイド

動画が再生できないぞ?

パソコンではブルーレイやDVDで映画を見たり、ニコニコ動画やYouTubeなどのネット動画を楽しんだり、さまざまな動画を楽しむことができます。しかしそれらの動画が再生できない場合があります。

このように動画を再生しても始まらないことがある

このように動画を再生しても始まらないことがある


パソコンで動画を再生する際には、その動画に対応する専用のソフトやCODEC(コーデック)と呼ばれる動画再生に利用されるソフトが必要です。また著作権保護がされている動画ではそれに対応する機器が必要になります。もちろん、DVDビデオやブルーレイのビデオを楽しむにはそれらの再生が可能な光学ドライブが必要になります。

最近はこれらの準備が揃っていないために再生できないという相談を受けることは少なくありません。そこで今回はそれぞれのシーン別に、必要となるソフトウェアや機器などを紹介します。


DVDのビデオを再生する

DVDのビデオを再生する場合には、まずDVDドライブが必要になります。パソコンで使えるDVDメディアはDVD-RやDVD-ROMなど様々なものがあります。ドライブもそのいずれかに対応していますが、DVDビデオは基本的にどのドライブでも読み込みは可能です。

DVDドライブがあればDVDビデオは読み込むことができる

DVDドライブがあればDVDビデオは読み込むことができる


しかしDVDビデオを再生するためには、MPEG-2というコーデックが必要になります。このコーデックは最新のWindows 7には標準で含まれていますが、Windows Vista以前では含まれていないため、DVD再生ソフト等に付属しているコーデックを使います。そのため、DVD再生ソフトが入っていないWindowsパソコンでは再生できないことがあるので注意しましょう。特に最近の格安DVDドライブにはDVDビデオ再生ソフトが付属していないことがあるので注意が必要です。

なお、MacOSではDVDプレイヤーが標準で付属していることもあり、このような問題は発生しません。


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