まとめて払うほど保険料は安くなる
保障を得るための保険は、ほとんどの商品が半年分や1年分など、一定期間の保険料をまとめて払うことができます。まとめて払うと割引があり、毎月払うより保険料が安くなっておトクです。ある通販商品で、どれくらいおトクになるかの一例を示してみましょう。30歳の男性が保険期間25年の定期保険に2000万円で加入したケースの月払い保険料は4600円。これを年払いにすると5万3820円で、月払い(4600円×12か月=5万5200円)より、1か月あたり115円、1年間で1380円安くなります。25年間では3万4500円の節約ができます。
この金額を「たった?」と思いましたか? それとも「こんなに!」と思いましたか? もっと高い月払い保険料を払っている場合は、節約できる金額も大きくなります。一度、自分のケースで、年払い保険料はいくらになるか調べてみてはいかがでしょう。
最初はボーナスか貯蓄を取り崩して払って
月払いで保険料を払っている人は、年払いにするための保険料をどうねん出すればいいのでしょう? 最初の分は、冬のボーナスの余りか、しばらく使わない貯蓄を取り崩して払うといいでしょう。その後は、毎月、払っているつもりで保険料分を積み立てておけば、次回からはボーナスに頼らなくても払えます。保険料を月払いにしている人が年払いにするには、保険料の払い方を変更する手続きが必要になります。この手続きが少し面倒かもしれません。でも、手間を1回かけるだけで節約効果はずっと続くわけですから、ワリのいい節約だと思いますよ。