目利きと独自のボイル方法が
良質の毛ガニをさらにおいしく
地魚の品質を吟味し、実直に物づくりに励む小川さん |
枝幸の毛ガニは甲羅の色がはっきりと赤く、大ぶりなものが多いと言われています。「北海風おがわ」の小川臣章さんは、その日の朝に水揚げされた活ガニを目利き。身入りと味噌の具合をチェックし、入札からわずか30分後には釜へ入れるという仕事の速さ。この間、真水で活ガニを締め、足を輪ゴムで固定する作業まで行います。
後ろから見ると、甲羅がこんもり盛り上がり、味噌がたっぷり |
お待ちかねの実食です
身は甘く、味噌はクリーミー
デジカメだとあまり色が出ませんが、とてもキレイな色の味噌です |
そして届いた海明け毛ガニは、見た目以上に重量を感じます。甲羅をはずして味噌を見てみると、うわぁキレイな若草色!(※個体差あり。別の毛ガニはオレンジっぽかったです) 脚も太く、食べ応えがありそうです。
味噌に身を絡めて食べると、さらにおいしい! |
ゆでガニといえば簡単に聞こえますが、素材を吟味して独自に編み出した方法で炊き上げる。加工過程がシンプルなほど、その業には奥深いものがありますね。久々に美味しい毛ガニを堪能しました。
【取り寄せ方法】
北海風おがわ
http://www.kitakaifu-ogawa.jp/
TEL01636・2・4102|FAX01636・2・4530
※天候不良などで漁がない日もあるため、日数に余裕を持って申し込みを。
【関連サイト】
・手頃で旨い!毛ガニは今が旬♪[2002年のガイド記事より]
・北海風おがわを紹介した記事[讀賣新聞のガイド小西の記事より]
【PRさせてください】
(株)リクルート北海道じゃらん発行『おとなのいい旅北海道』春~初夏号で、「オホーツク海明けのカニを食べる」特集を執筆しました。毛ガニのほか、ズワイ、アブラガニなど、海明けカニのおいしいお店を紹介しています。ぜひご覧ください。道内および首都圏で好評発売中。400円です。