『Mad Men』のMadは「マディソン・アベニュー」そして「マッド(狂気的な)」を指す『30 Rock』放送データ米AMCネットワーク 2007年7月19日放送スタート 毎週木曜日22:00~23:00放送製作総指揮者/脚本:マシュー・ウェイナー(『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』) 製作総指揮者:スコット・ホーンバッカー(『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』)ほか監督:ティム・ハンター(『ツイン・ピークス』『コールドケース』)ほか賞: 2008年ゴールデン・グローブ賞作品賞、主演男優賞にノミネート&受賞 2008年エミー賞コメディ部門16部門にノミネート、作品賞、脚本賞など6部門を受賞Memo: 『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』を手掛け高い評価を得た脚本家マシュー・ウェイナーが、1960年代最もホットだともてはやされていた広告業界で「アメリカン・ドリーム」を売る自信溢れる男たちと、彼らに翻弄されながらも支えていく女たちを描いた『Mad Men』。グラマラスな広告が主流となる直前、TVコマーシャルが制作され始めた頃のアメリカ広告業界の裏事情を描きドラマはたちまちヒットしました。ネットワークからドラマ化したいとの報告を受けたとき、マシューはスターバックスで『ザ・ソプラノズ~』の脚本を執筆中だったそうで、プロダクションに向けて『ザ・ソプラノズ~』のスタッフに声をかけ多くの馴染みのスタッフと共に『Mad Men』制作に取り掛かりました。脚本の素晴らしさはたちまちハリウッドの役者の間に広まり「『Mad Men』のオーディションに行ったか?」が挨拶代わりになっていたほど。放送が開始されると、ストーリーの面白さに加え、放送規制の緩いHBOチャンネル並みのギリギリのシーンが多いことでも話題をよびました。『Mad Men』あらすじ広告代理店が立ち並ぶニューヨーク・マンハッタンのマディソン・アベニューにオフィスを構えるスターリング・コーポレーションは、数多くのクライアントを抱える大企業。クリエーティブ・デレクターを勤めるドン・ドレイパーは、自信に満ち溢れた「向かうところ敵なし」のエリート社員である。時代は1960年代。黄金時代と称され、景気がうなぎのぼりだった60年代のアメリカでは白人の中流家庭の購買意欲が高まっていた。そんな彼らに「裕福の象徴」である車やテレビ、クーラー、洗濯機など様々な商品を買ってもらうこと、それがドンの仕事である。クライアントを唸らすキャッチやアイデアを生み出すドンだが、テレビの普及により広告のスタイルが激変していること、また、勢いのある若い社員たちのエネルギーを嫌というほど感じ、言葉には言い表せない程のストレスを抱えていた。そして、その癒しを女性に求め夜な夜な彷徨うのだった。次は『Mad Men』メイン・キャラクター紹介です次ページへ>>前のページへ123…5次のページへ