第5位 『レストレス~中天~』
大人の色気ムンムン!なチョン・ウソンの主演作『レストレス~中天~』 |
原題:The Restless / 韓国公開:2006年12月20日 / 上映時間:105分 / 提供:ジェネオン エンタテインメント
■ストーリー
924年、新羅時代の終わり。最愛の女性ヨンファを身代わりで失ったイ・クァク(チョン・ウソン)は、退魔師パン・チュ(ホ・ジュノ)に誘われ、魔術と武術で悪霊を追い払う処容隊に入隊する。5年後、クァクは隊長に就任するが、パンたちは貴族に皆殺しにされ、ひとり生き残ったクァクは、霊魂が49日間留まる“中天”に足を踏み入れる。そこで彼は、ヨンファに生き写しのソファ(キム・テヒ)と出逢う。そして、パンとの再会が……。
■ここがオススメ!
オール中国ロケでなおかつ壮大なスケールで描かれた独特な作品の世界観と、今回衣装を担当したワダエミさんなど、国際的なスタッフが集結した注目作品! 男性目線で観るなら、女優のキム・テヒさんが絶対オススメ!! 『天国の階段』で脚光を浴び、日本のCM「爽健美茶」にも出演したので、なじみがある人もいるかと思います。女性の方にはやっぱりチョン・ウソンではないでしょうか。野生的な魅力満載で、大人の色気ムンムンです(笑)。女性はこんな男に守られたいって思うんだなーっと、大槻さんも勉強になったとか。さらにもう1つ注目なのは、終盤のアクションシーン。CGも取り入れ、韓国映画のCG技術の中では一番の、『ロード・オブ・ザ・リング』を越えるほどの仕上がりとなっています。
爽快感! ★★★★★
笑える! ★☆☆☆☆
泣ける! ★★★☆☆
第4位『拍手する時に去れ』
“韓国の三谷幸喜”ことチャン・ジン監督が魅せる!『拍手する時に去れ』 |
原題:Murder, Take One / 韓国公開:2005年8月11日 / 上映時間:118分
■ストーリー
“犯罪のない社会作りキャンペーン”の一環で、「美人コピーライター殺人事件」が48時間、ノンストップでテレビ放映中だ。スタジオではパネリストと傍聴者が激しく討論し、捜査本部ではカリスマ検事チェ・ヨンギ(チャ・スンウォン)による内向的な容疑者キム・ヨンフン(シン・ハギュン)の尋問が生中継されている。一時、番組の視聴率は50%を突破するものの、捜査の混迷で視聴率は急落。そして、事件は意外な結末を迎える……。
■ここがオススメ!
「作品主義」をテーマに掲げている今回のイベントにはピッタリの作品です! 作品は映画『トンマッコルへようこそ』で原案&脚色を担当した、チャン・ジン監督。“韓国の三谷幸喜”と称される巨匠が、自作の舞台劇を大胆に映画化しました。オープンセットを、カメラで引きでとっているつくりが演劇チック。殺人事件の捜査を完全生中継するという型破りな手法で繰り広げる撮影方法、ユーモラスな表現、そして随所に伏線を張りながら最後に解けるすっきりとした爽快感。犯人は一体誰なのか……、観る人の頭の真ん中をフル回転させるストーリーに冒頭からぐいぐい引き込まれること間違いなし!です。もちろん役者も豪華。チャン・ジン作品に頻繁に登場し、“チャン・ジン組”といわれる若き演技派シン・ハギュン(容疑者役)と、検事役のチャ・スンウォンが繰り広げる白熱の尋問シーンは、スクリーンという壁を越えて、あたかもその場にいるかのような臨場感を体験することも。韓国映画の真髄を、改めて感じさせられる一作です。
爽快感! ★★★★★(ストーリーの伏線の完璧さに圧倒!)
笑える! ★☆☆☆☆
泣ける! ★☆☆☆☆
3位~2位は若手スターの活躍ぶりが!続きは次ページへ!>>