スエの初恋の人はビョンホン似!?
スエのビックリ発言に、ビョンホンも戸惑い気味!? |
『夏物語』は初恋の物語ですが、おふたりの初恋について教えていただけますか?
スエ:
私も初恋は経験しています。片想いで長い間ずっと心の中に持っていたのですが、実は初恋の相手はビョンホンさんに似ていたんですね。そのことをこの映画を始めたときに言ったのですが、そのためか感情移入が自然に出来たのだと思います。
ビョンホン:
スエさんはおそらく日本で話題を撒き散らそうと努力をしているのかもしれませんね。私も初恋の記憶、思い出というものはあります。私以外にも恋愛をしたことがない人はいないと思いますし、恋をするのは当然のことです。でも、初恋については心の中に大切にしまっておきたいと思いますので、ここでは控えたいと思います。申し訳ありません。
プレス:
桟橋で泣いているスエさんをイ・ビョンホンさんが愛嬌たっぷりに慰めるシーンがあります。アドリブが多かったということですが、あのシーンはアドリブだったのか、教えてください。
ビョンホン:
もともと僕は愛嬌がたくさんあるほうだと思います(笑)。そのシーンはもともとシナリオにありませんでした。シナリオどおりにリハーサルをしたところ面白くなかったので、他に面白いものはないかなと会議をしながら考えていきました。スエさんを慰めるシーンだったので一人二役のように演じて見ました。監督がカットと言ったあと、皆でモニターを見たところとても面白く、実際の撮影でもその方法で取りました。
スエ:
落ちこんでいるシーンだったので、感情を抑えなければいけなかったのですがビョンホンさんが面白かったので笑いをこらえながら演じていました。私もモニターを見ながら笑っていた一人です(笑)。
次ページでは、撮影中の思い出のエピソードについて語ります。