来年は映画にも挑戦
会見の後に行われたファンミーティングには朝丘雪路が登場し、花束を渡した |
1月からドラマ『スマイルアゲイン』が日本で放送されますが、共演のキム・ヒソンの印象やエピソードなどを教えてください。
イ・ドンゴン:
スマイルアゲインの中には、いろいろと新しい素材が含まれています。香水をブレンドする職業の人や、ソフトボール。それらがドラマでは大切な要素になっています。スイスロケもあり、美しい自然も見どころだと思います。これは愛の物語ですが、(イ・ドンゴンが演じる)ハジンが成長する過程も見どころではないかと思います。何のとりえもない男が愛を貫いていく姿を見て欲しいですね。メロドラマが好きな方も多いと思うので、楽しんでもらえると思います。また、共演したキム・ヒソンは年上で経験豊富な大女優です。私は純粋な面もあるのですが、彼女の雰囲気作りにとても勇気付けられました。私は仕事に没頭するタイプなのですが、彼女のおかげで良い雰囲気で撮影することができたと思います。
プレス:
今年のクリスマスはどのように過ごしますか? また、日本では新年には一年の願い事をしますが、来年の願いごとを教えてください。
イ・ドンゴン:
クリスマスの計画はまだ立てていません。これまで日本に来るために準備をし、また来年予定している映画の準備などに追われていたので、心身ともに疲れていました。人間は何かをしようと考えるととても疲れますので、心置けない友人たちと楽しい時間を過ごしたいな、と思っています。韓国では元旦は教会に行ったりします。一般的には家族や親戚と過ごすのが通例なので、実家に帰って親に挨拶をし、ゆっくり過ごしたいと思います。家族と自分の健康……などをまず願い、今年は活動をあまりしなかったので来年は良い作品に恵まれ、皆さんに認められ愛される俳優になりたいと思っています。
今は映画を準備中で、今後は映画に集中して行きたいというイ・ドンゴン。「映画ではドラマのようなファンタジーではなく、現実に近い自分らしい演技に挑戦してみたいと思います」と語っていたのが印象的でした。
会見のときは繊細なイメージだったのですが、会見の後に行われたファンミーティングでは、自らムードメーカーになって場を盛り上げるなど、明るいマルチタレント振りを発揮していました。2004年のブレイク以後は慎重に活動を続けるイ・ドンゴン。来年はさらなる活躍を期待したいところです。